面白半分でやったことが取り返しのつかないことになった、という経験はないだろうか。たとえば友達や家族をビックリさせようと思い、狭い空間に入ったら出られなくなったとか。人の指輪をはめたら、はずれなくなったとか。

・イタズラのはずがレスキュー出動

決して大きな悪意があるわけではなく、ちょっとしたイタズラ心で思いついたことが、予想外の展開に。そんなときにレスキュー隊を呼ぶようなことになったら、目も当てられない。今回は英国レスキュー隊が出動することになった、ビックリするような救急事例をご紹介しよう。

・英国レスキュー隊が出動した過去3年間の驚くべき事例

「簡易トイレから腕が抜けなくなった男性」
「お菓子の出てくる機械から手が抜けなくなった子ども」
「アイロン台に頭がはまった子ども」
「子ども用の車にはまった大人」
「マッサージチェアに頭がはまった子ども」
「真鍮製の花瓶に足を突っ込んだら抜けなくなった子ども」
「試験菅に指を突っ込んだら抜けなくなった」
「タンバリンから頭が抜けなくなった子ども」
「ミシン針が指から抜けなくなった男性」
「男性器がトースターから抜けなくなった男性」

・頻繁にある事例(2010年からの3年間)

「手錠がはずれなくなった」 79件
「男性器にはまった指輪が抜けなくなった」 9件
「子どもの頭がトイレの便座にはまって抜けなくなった」 18件
「シュレッダーから手が抜けなくなった」 5件
「ブレンダーから手が抜けなくなった」 4件
「子どもの指がおもちゃから抜けなくなった(レゴも含む)」 17件

・成人男性の笑えない失敗

子どもの場合はある程度仕方がないだろう。好奇心が湧き、思わぬ行動に出ることは想像できる。問題は大人だ、特に男性の特異な行動が目立つようである。なぜ、そんなものをあんなところに……。だが、これは笑い話では済まされない。

・税負担を招く

思わぬ状況で英レスキュー隊の助けが必要だった人は、2010年からの3年間で1300人にも上るという。救助を呼ぶのはタダではない。1件当たり290ポンド(4万5900円)かかり、1年間で377,000ポンド(約5970万円)が納税者の負担となるのだ。これは決して低い金額ではない。ちょっとした不注意や悪ふざけで、税負担が増えるのである。

・無理に指輪をつけない

ちなみに上記に含まれていないのだが、もっとも多い出動のひとつに「指輪が抜けなくなった」というものがある。この出動要請は頻繁にあり、3年間で約500件にもなるそうだ。このことについてレスキュー関係者は「指輪が合わないと思ったら、無理に着用するべきではない」として、「指が痛いだけでなく、レスキューを呼ばなければならず、時間を無駄に浪費することになるのだから」とアドバイスしている。

また関係者は、「これらの特異な事例は、少しの常識で防ぐことができる」とも話している。不注意や悪ふざけがすぎると、周囲に迷惑をかけるだけでなく、ときには危険な状況に陥ることもある。関係者のいうように、常識ある行動を心がけたいものだ。

参照元:Mirror Online(英語)