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2013年10月4日~6日にオーストラリアで行われたゲームショウ「EBGames Expo」で、ソニーのスタッフがとったある行動が注目されている。

イベント当日、車椅子のユーザーが、さっそくソニーの次世代ゲーム機「プレイステーション4(PS4)を試そうとしたときに問題が起きた。ブースは2階にあり、車椅子では上がれないつくりになっていたのだ。諦めるしかないと思ったそのとき、ソニーの担当者がある申し出をした。それが誠実で感動的であると話題を呼んでいるのだ。

・PS4のブースは車椅子で上がれない場所だった

このユーザーは友人3人と共に「EBGames Expo」を訪れていた。ソニーのブースに着いたとき、会場のスタッフが「何かお手伝いできることはありませんか?」と話しかけてきたという。ユーザーは PS4 をプレイしたかったのだが、PS4 のブースはあいにく2階。エレベータもなく、車椅子では上がれない場所だった。

すると、スタッフは「すみません、ちょっと問題がありまして……説明できる者を呼んできますので、少しお待ちください。きっとご納得いただけると思います」と、言ったそうだ。

・ソニーのスタッフが謝罪「お詫びに PS4 をプレゼントしたい」

そして、数分後、ソニーブースの担当者が来て、こう言ったという。

「本当に申し訳ありません。このようなことは絶対にあってはならないことだったのに、私達のミスで起きてしまいました。私達は障害を持ったユーザーへのサポートをしたいと常日頃考えています。これは私達からの謝罪の気持ちです」

と、氏名と連絡先を書くよう促した。そして、今回のお詫びとして、PS4 がリリースされたら本体を無償でプレゼントしたいと申し出たのだ。

ユーザーが「ええっ!? リリース日に本体を!? 無料で!?」と、驚いていると、担当者は「はい。私達ができるせめてものことですから」と話したそうだ。さらに、この車椅子のユーザーだけでなく、同行していた友人にも PS4 がプレゼントされることになった。

・Xbox One のブースでは断わられる

なお、この車椅子のユーザーの書き込みによると、マイクロソフトブースでも、「Xbox One」が2階にあり、車椅子では上がれなかったそうだ。その際は「申し訳ありません、階段しかないので、プレイしていただくことはできません」と、断わられたそうだ。

・ネットユーザーの声

このソニーの対応にインターネット上では
「なんて素晴らしい話なの!!」
「ソニーの対応に本当に驚いています!! 私も障害を持っているから、彼の嬉しかった気持ちがよくわかるよ」
「ソニーの勢いは止まらないぜ」
「PS4こそ最高だ」
「みんな、プレステ買いにいこうぜ!」
「マイクロソフト(笑)」
「マイクロソフトは相変わらず横柄だなぁ」

と、ソニーの心意気に感動する声や、マイクロソフトの対応を残念だという声が寄せられている。

・素晴らしすぎるソニーの対応

だが、この車椅子のユーザーはマイクロソフトを悪く言っているわけではない。マイクロソフトの対応に対し「これが普通の対応だよね!」と述べている。それだけに、ソニーがいかに柔軟な対応を行ったかが分かるだろう。

ゲームは人の気持ちを楽しくさせてくれるものだ。ひとりのユーザーを幸せな気持ちにさせたこの行動は、ゲーム会社のあるべき姿を映しだした姿なのかもしれない。

参照元:Gameranx(英語)

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