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ある大学のアメフト選手と白血病を患った少女が、歌とピアノの共演を果たした。その様子を撮影した動画「Breanna gets to sing with the Memphis QB Jacob Karam」が、いま世界中で大きな反響を呼び、人々に感動をもたらしている。

だが、この動画がこんなにも話題になっている理由は、単に即興で行われた演奏が素晴らしかったからではない。実は、少女の横でピアノを弾いているこの大学生が「才能も人柄も素晴らしい人物」だと称賛されており、男女問わず彼にホレる人が続出しているからなのだ。

・アメフトの学生スタープレーヤー
いま海外で話題のこの人物は、米メンフィス大学の強豪アメフトチームでクォーターバックを務めるジェイコブ・カラムさんだ。クォーターバックと言えば、攻撃の司令塔となる花形ポジションである。彼は、大会でも好成績を収めている学生スター選手だという。

・学問でも優秀な成績を収める優等生でもある
また彼は、メンフィス大に入る以前に、テキサス・テック大学を2年半で卒業した学歴の持ち主。その際は、最優秀生として表彰されており、文武両道で周囲からも一目置かれる人物とのこと。

・仲間とともに小児病院でボランティア活動を行う心優しい男
そんな彼が、地元のセント・ジュード小児病院を最初に訪れたのは、2012年のことだった。その時はいわゆるボランティア精神から、チームメイトたちと20人ほどで訪問したそうだ。このような行為自体は、アメリカでは決して珍しくない。どの大学でも学生たちがこういったボランティアを行っており、その行為を称える協会なども存在する。

・一度では終わらず何度もひとりで病院に通い続ける熱心さも持ち合わせる
だが、カラムさんの訪問は一度では終わらなかった。その後も彼は、ひとりで毎月1~2回は病院に行き、自分にできることなら何でもしたという。子どもたちと一緒に遊んだり、食事の時間にはピアノを演奏したり、時には重いものを運ぶ手助けをすることもあったそうだ。

・譜面がなくても聴いたことがある曲ならばピアノで演奏できる才能まである
今回の動画は、彼が病院を訪問したある日のほんの一場面を撮影したもの。ピアノを弾く彼の横で歌っているのは、急性骨髄性白血病を患った11歳のブレアナちゃんだ。カラムさんは彼女に「好きな歌は何?」と聞き、彼女の歌い出しに合わせて即興でピアノを演奏した。二人はスマホで歌詞を確認しているが、譜面は一切ない。彼は音楽の才能にも長けていたのだ。

・善い行いをしても決してひけらかしたりしない
動画を撮影したブレアナちゃんの母親が、娘の歌う様子を早速YouTubeにアップした。すると、それを見たカラムさんの周囲の人々は非常に驚いたという。というのも、彼の友人やチームメイトなど誰一人として、彼が病院に通い続けていることを知らなかったのである。大学やアメフトのチーム関係者らもみな、動画を見て初めて知ったそうだ。

・クォーターバックであることも自慢しない
さらに驚くべきことに、この動画が撮影されている時点では、ブレアナちゃんや彼女の母親を含めた院内の誰もが、カラムさんがアメフトのスター選手であることを知らなかったそうだ。

帰り際に、彼がブレアナちゃん一家を自らの試合に招待したことで、人々はようやく彼がメンフィス大のアメフト選手であることを知った。ブレアナちゃんの母親によると、「その時でさえ、彼は自分がクォーターバックであることや、それを自慢するようなことは一切言わなかった」とのこと。

・カラムさんにホレる海外ユーザー続出
この一連の事実が海外メディアで取り上げられると、感銘を受けた世界中の人々から彼を称賛する声があがった。「男の中の男だ」、「笑顔が最高! 彼自身が心から楽しんでいるのがよくわかる」、「完全に彼のファンになってしまったよ」、「カッコ良すぎ!」、「これは男でもホレる」、「素晴らしい人間は笑顔も素晴らしい」など、多くの人が心打たれたようだ。

みなさんもぜひ一度、動画をご覧になってみていただきたい。スポーツも勉強もできて音楽の才能もあり、さらに人としても素晴らしく、心優しい男の笑顔は驚くほど眩しいぞ!

参照元:CBSSports.comMashable(英文)、YouTube-1YouTube-2

▼カラムさんとブレアナちゃんが即興で共演した様子がこちら。彼女の歌声もステキだ!

▼ちなみに、彼らが披露した曲の本家はこちら