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夏になると「節水」という言葉をよく聞くようになる。普段なにげなく使っている水も、「水って限りある資源なんだな」と再認識する時期である。

日本だけでなく世界中の水不足が深刻化するなか、なんとユニセフが汗を飲料水に変換するマシンを開発! 果たしてどんな味がするのだろうか?

・汗を飲料水にしてしまう「汗マシン」
この「汗マシン」を開発したのは、スウェーデンのユニセフ協会。世界の水不足を喚起するキャンペーンの一環として製作された。世界の7億8000万もの人々が、安全な飲料水を入手できないという事実を人々に広く知ってもらうためだという。

・1枚のシャツから10ミリリットルの飲料水を抽出
汗マシンが初お披露目されたのは、スウェーデンで開催された世界最大の青少年サッカー大会「ゴシアカップ」だ。試合後、選手と観戦者に協力を求め、汗でびっしょりになった衣服を提供してもらい飲料水を抽出。1枚のシャツから平均10ミリリットルの飲料水を抽出することが可能だそうだ。

・「汗マシン」の飲料水は意外に好評
まず最初に「汗マシン水」を試飲したのは、ゴシアカップに招待されたスウェーデンの有名サッカー選手たち。汗から抽出された水を飲むなど多くの人が嫌がりそうだが、意外にも好評で、その場にいたセレブの多くが “汗の飲料水” に舌づつみを打った。

・ユニセフの活動
ユニセフは、世界90カ国の政府や地域団体と協力し、子どもたちに安全な飲料水と清潔なトイレを普及する活動を推進している。

ユニセフ・スウェーデン協会のウェストバーグ氏は「私たちはこの問題意識を、遊び心を取り入れた画期的な方法で広めたかった。人種や言語が違っても、みな同じように水を飲み汗をかく。世界中が同じ水を分かち合っていることに気づいてほしかったんだ」と語っている。

・世界の水不足の現状
世界の水不足は深刻化している。現在1億2500万人もの子どもたちが安全な水を飲むことができない状況で、毎日何千人と亡くなっているのだ。そのことを忘れずに、普段から節水を心がけて感謝の気持ちを忘れないでいたいものだ。

参照元:Mail Online(英文)、ユニセフ・スウェーデン(スウェーデン語)
執筆:Nekolas

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