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インターネット上で自殺予告をした男性が、本当に飛び降りを決行した。現地メディアはその場にいながら、男性を止めようとせず、物議をかもしている。

・飛び降りを止めなかった
事件があったのは、韓国・ソウル。2013年7月25日、男性人権保護団体「男性連帯」の代表ソン・ジェギ氏は、自殺をほのめかす内容を Twitter に投稿。その翌日に麻浦(マポ)大橋から漢江(ハンガン)への飛び降りを図った。現場に居合わせた関係者とメディアは、自殺ほう助の疑いで捜査を受けている。

・資金難の男性保護団体
ソン氏は同日、Twitter で資金援助を募る書き込みを行った。その額は1億ウォン(約880万円)。団体は債務を抱えており、その返済にあてるための資金を必要としていたようだ。

・侮辱と嘲笑
ソン氏によれば、韓国に約600ある女性保護団体は税金でその運営がまかなわれているのに対して、「男性連帯」は韓国で唯一の男性保護団体であり、政府の支援を受けていないという。会員の会費によって運営が行われており、活動状況は思わしくなかったようだ。また2011年に正式な市民団体として認められた後は「侮辱と嘲笑、いばらの道」だったとも振り返っている。

・生還するはずが……
ソン氏は資金を募るとともに、決死の覚悟で活動していることをアピールするために、漢江に飛び込んだものと思われる。飛び込み前には、泳ぎ切ってみせると周囲に話し、生還する意気込みを見せていたようだ。しかし、7月26日15時頃に飛び込み、その3日後の29日に遺体が発見された。

・関係者・メディアに批判殺到
現場に居合わせた関係者に対して、韓国ネット上では批判が殺到しており、どうして止めなかったのかと疑問の声が上がっている。韓国KBSの取材チームはその一部始終を間近で撮影していた。しかし「現場に駆け付け、状況を確認している間にソン氏は飛び込んだ」と主張している。また関係者は「飛び込むと言って聞かず、止めることができなかった」と話している。

・聖地巡礼
その一方で、ソン氏を英雄視するような人もいるようだ。「聖地巡礼」と称して、ソン氏のTwitter 投稿の内容を欄干にいたずら書きする者がいるという。はたして、彼の命がけの訴えは、韓国ネットユーザーに届いたのだろうか……。

参照元:YouTubedcnews.in(韓国語)
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