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みなさんはシーザーサラダがどこで誕生したかご存知だろうか。イタリアだと思っている人も多いが、実はメキシコなのである。もっと詳しく言うと、メキシコの「シーザーズ・プレイス」(Caesar’s Place)というホテルのレストランで誕生した。

現在もこのレストランは存在し、多くのシーザーファンが訪れる、ひとつの観光スポットとなっている。その元祖シーザーサラダのレシピを入手したので、ご紹介したい。本場のシーザーサラダがいつでも食べられるぞ!

実は、つい先日筆者も、このレストランでシーザーサラダを食べてみたが、あまりの美味さにホッペタが落ちてしまった。 コクのある上品なドレッシングで、日本では決して食べることはできない極上のサラダだったのだ。

よって、みなさんにも是非、このサラダを食べてほしいが、さすがにそう簡単にメキシコまで行けまい。ということで、今回はこのシーザーサラダのレシピをお伝えしたいと思う。ちなみに、この店ではシーザーサラダを注文すると、最後にレシピを教えてくれるのである。太っ腹!

■シーザーサラダ(2人分)

【材料】
・ロメインレタス(一玉)
・エキストラ ヴァージン オリーブオイル(4分の3カップ)
・ウスターソース(小さじ1)
・粉マスタード(大さじ4分の1)
・ニンニク(ひとかけら)
・ライム汁(少量)
・挽いたパルメザンチーズ(4分の1カップ)
・アンチョビフィレ(6切れ)
・塩(少々)
・フランスパン(4切れ)→ ガーリックブレッドにしオーブンで軽く焼き「クルトン」にしておく
・半熟卵の黄身1つ
・挽いた黒こしょう(少々)

【作り方】
1、ロメインレタスは房から一枚一枚きれいにとって洗い、一時間以上冷蔵庫で冷やしておく。
2、木製のボールに半熟卵の黄身と黒こしょう以外を入れてよく混ぜ合わせる。※約半量のパルメザンチーズは入れておく
3、よく混ざったら半熟卵の黄身を入れ、さらによく混ぜ合わせる。
4、クリーミーなドレッシングになったら、レタスを入れてあえる。
5、皿に盛りつけ、最後にパルメザンチーズの残りと黒こしょう、塩少々をかけ、クルトンをのせ完成。

【美味しく作るポイント5つ】
1、ニンニクは、中心にある芯を取ってみじん切りにする → 味がまろやかになるぞ。
2、アンチョビもみじん切りにする。
3、ウスターソースはリーペリン社のものを使用する。(輸入食材店やオンラインで購入可能)
4、いわゆる粉チーズの使用はNG。
5、半熟卵は沸騰したお湯に卵を1個入れ、約1分茹でた後、割って黄身だけを使用する。

なお、アメリカのシーザーサラダマニアの間では、「オリジナルのレシピにはアンチョビが入っていなかった」という説が流れているが、この真相は現在も不明である……。

Report:Yoshio

▼こちらはお店の人が実際に作っている様子だ

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