124123121

2013年は、チェルノブイリ原子力発電所事故から27年が経過した年になります。筆者は、2012年と2013年の2回にわたり、ウクライナのチェルノブイリに出向いて「事故から30年近くが経った現状」を見てきました。

2年間あわせて10日間にも満たないウクライナ滞在でしたが、その中で知ることができたことを記事化し、ここにまとめたいと思います。以下は、記事化したチェルノブイリ取材記事の一部です。どうぞご覧ください。

・2013年チェルノブイリ取材記事のまとめ
チェルノブイリは観光地として成功してない / 原発職員苦悩「面白半分でくる観光客がいる」
「チェルノブイリが観光地化して成功している」という声もあるが、何を持って成功と言っているのか不可解である。訪れる観光客の人数が多いから成功なのか? 少しでも人がやってくれば成功なのか? 復興につながるから成功なのか? そもそも観光客の来訪は復興につながっているのか?

知られざる事実 / チェルノブイリ原発の最深部に作られた「行方不明者1名」の墓
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……。そんな機械音、モーター音、振動音、とにかく人工的な音がするなか、鉄製の急な階段をのぼる。すると、ちょっとだけ広い廊下に出た。その隅に何かモニュメントのようなものがあった。近づいてみると、苦しみながら息絶えたかのような男性の姿が彫られた石板が壁に貼り付けてあった。そのまわりには、造花や生花がささげられている。そう、彼の墓だ。

原子力発電所付近に多くの野良犬 / 原発員「野良犬はオオカミに食べられてしまう」
彼らのほとんどは人間が放置していった飼い犬の子孫で、けっこう立派で高そうな見かけの野良犬を何度か見かけた(とはいえ交配により雑種状態になっているとは思うが)。自動車に乗っている最中も車道を走る野良犬を目撃。

ウクライナのチェルノブイリ原子力発電所のコントロール室に入ってみた
チェルノブイリ原発の職員たちは、おもな作業として廃炉作業とその管理、そしてシェルターの建設にあたっている。「爆発しました、放射能漏れを石棺で防ぎました、では撤退します、お疲れさまでした」では終わらないのが原発なのである。廃炉には時間が必要なのだ。

メルトダウンがあった原子力発電所4号炉周辺のようす
この状況を「恐ろしい」と思うかどうかは人それぞれだが、非常事態省へ申請して許可が出ればメルトダウンした4号炉付近まで行くことができ、写真を撮ることも可能。特別なことではないので、現状を知るために行きたいと思う人は行くといいだろう。

原発事故の影響で廃墟と化した遊園地の冬と春
観覧車の廃れっぷりが「廃墟の象徴」として撮りやすいので、ジャーナリストやカメラマンがきて撮影していくことが多いようだ。このあたりは放射線量が高い場所が多く、特にコケやアトラクションの近くが高め。

本当はチェルノブイリに住んじゃダメだけど住んじゃってるじいさんちに行ってみた
エフゲーニーじいさんの家に行くと、ワンコが出迎えてくれた。かなり警戒しているせいか、ワンワンほえて威嚇する。ニコニコしながら歓迎してくれたエフゲーニーじいさん。庭に入ると、賑やかすぎるほど猫とニワトリがいた。奥さんとふたり暮らしらしいが、これなら寂しくなさそう。

立ち入り禁止区域に住んでいるじいさんの動物写真集
いまも30キロ圏内に住んでいるじいさんがいる。エフゲーニーじいさん(75歳)とその奥さんである。じいさんは何匹もの動物たちを飼っており、人がいない場所とはいえ、なかなか賑やかな毎日を送っているようだ。今回は、そんなじいさんの動物たちをご紹介したいと思う。

写真に写ってる同僚たちは半分以上死んでしまった / 私は早期に対処したから元気
モバさんは彼らの死に対し、事故の影響により体が弱まっていき、現在まで生きてこれなかったのではと語る(もちろん因果関係が不明なものもあると思われるが)。では、体力に個人差はあれど、どうしてモバさんは元気に生きてこれたのだろうか?

原子力発電所事故により27年前から放置されている幼稚園
2013年4月現在、チェルノブイリ原発から30キロ圏内は立ち入りが制限されており、その地区にあった民家や施設などの建物は、取り壊されたか放置された状態が続いている。今回、筆者(私)は放置されている建物のひとつ、幼稚園に行ってみた。

チェルノブイリ住民「人間は破壊して生きてる。人間がいなくなれば自然は再生する」
メルトダウン事故発生後、チェルノブイリの川が汚染されてしまった。それはつまり、魚も汚染されたことになる。エフゲーニーじいさんも1987年までは魚が汚染されていたので食べていなかったが、そのあとは汚染がなくなり、川の水がきれいになったため、食べてもこわくなくなったとのこと。

チェルノブイリ住民「35年後の原発30キロ圏内は金持ちが住む場所になる」
勝手にチェルノブイリの30キロ圏内に入ってきた無法者たちが、家を破壊したり、放火するなど、凶悪な行為をしてくることがあるという。さらに廃墟だらけのチェルノブイリ市内。どんどん家は朽ちていき、自然に覆われつつある。

メルトダウンしたチェルノブイリ原発から30キロ圏内に泊まってみた
今回泊まった部屋はツインベッドで、筆者はドライバーと一緒の部屋になった。ベッドはフカフカで快適だったが、シャワールームが古くてやや難あり。さらに近年まれにみる寒波の影響なのか気温が低すぎたため、シャワーは浴びずに我慢した。

恐ろしきホットスポット / 原発職員「それ以上近づいてはだめだ。失明する」
超ホットスポットともいうべきその場所は、原発からほど近い場所にあり、そこが放射線量が高くなったのにも理由がある。事故直後、軍や関係者が除染や廃炉作業を進めていた。そのとき使用したクレーン車や機器の部品がこの場所に置かれていたのである。

原発職員のチケット式の食堂を徹底取材 / 料理が美味しい理由が明らかに
ほとんどの職員が30キロ圏内の寮で寝泊まりし、仕事を続けている。食事は原発職員や研究者のための食堂で提供され、30キロ圏内にいくつか食堂が存在する(10キロ圏内にもある)。今回は、職員用の食堂に出向き、実際に料理を食べつつ食堂を徹底取材してみた。

ウクライナ国立チェルノブイリ博物館に行ってみた / 日本関連の展示物もあり
ウクライナの首都キエフにあり、徒歩による観光ルートにも適しているので、観光旅行ついでに行くのは容易だ。筆者(私)はすでにチェルノブイリに出向いて現状を見てきたが、博物館でより詳しい事故の歴史を知るべく、実際に行ってみることにした。

事故原発の半径10キロと30キロの地点にある検問 / 放射線量を必ずチェック
検査でやっていることはいたってシンプル。自動車のタイヤなどの放射線量と、人体の放射線量を専用の機器でチェックするだけ。人体のほうはセルフサービスのような状態になっていて、自分で検査機器を使って放射線量をチェックする。

Report: Kuzo.

63323243
142412412412
1424122112313
123232132
13232211
ch007
ch006
12331123
54323334
41221213312312
411242121312
12424123123