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先日、中国の北京首都国際空港で大幅な遅延が起きたそうだ。遅れは3時間以上。中国では過去に飛行機の大幅遅延が起きた際、対応が不満だとして多くの乗客がブチギレて空港を破壊するという事件が起こっている。

今回もあわやと思われたが……なんと偶然乗り合わせていたアメリカの名門オーケストラが即興演奏! イラ立っていた乗客の気持ちを見事に鎮め、笑顔にしてみせたのである。その機内の様子は「Philadelphia Orchestra musicians perform on flight waiting on Beijing tarmac.」で確認できる。

・北京空港で大幅な遅延発生
2013年6月6日、北京首都空港は大雨のため多くのフライトに遅延やキャンセルが出ていた。北京発マカオ行きの便も離陸を見合わせることになり、乗客はそのまま機内で待つことになった。だが中国人はせっかちな人が多い。待たされると我慢できなくなって、何かのキッカケで喧嘩や暴動になるのも珍しいことではない。

・米国名門オーケストラが乗客のために演奏を始める
機内でイライラが募るなか、アメリカから来た4人が立ち上がった! 彼らは楽器を手に取り、乗客のためにその場で演奏を始めたのである。この4人の正体はアメリカの名門オーケストラ「フィラデルフィア管弦楽団」の団員だ。同楽団はコンサートツアーのため中国を訪れており、たまたま同じ飛行機に乗り合わせていたのである。

・美しいハーモニーがイライラを鎮める
乗客たちは4人の元に集まり、思いがけないひとときのコンサートを楽しんだ。そして演奏が終わると乗客は皆笑顔になり、機内は拍手喝采! とても離陸が遅れた飛行機とは思えない温かい雰囲気に包まれたという。

・このニュースに対するネットユーザーの声
この “機内演奏会” のニュースには多くのネットユーザーが感激したようだ。ネット上では

「いいなぁ、こんなのなかなか巡り会えないよ!」
「美しい音楽はイライラも悩みも全部ふっ飛ばしちゃう!」
「マナー良くできるのは本当に素晴らしいこと。すごく感動しました」
「ほらね、音楽には国境なんてないんだよ」
「人間は音楽と共に生きてるんだなぁ」
「世界は愛にあふれてる!!」
「辛いなかにも喜びを見つけられるって素敵」
「中国の航空会社はこの経験を生かして、カラオケでも設置したらどう?」

などというコメントが寄せられた。

・音楽の力で3時間の待機を笑顔で過ごす
結局、この日の北京首都空港では荒天の影響で112便が欠航、95便ものフライトが遅れ、「機内演奏会」が行われたフライトも3時間以上も遅れたそうだ。だがそんな外の様子なんて嘘のように機内の中は明るく穏やかな雰囲気が漂っている。たった5分の演奏がイライラした人々に笑顔をもたらすとは……やっぱり音楽の力ってすごい! 

参照元:Weibo @費城交響楽団新浪新聞
執筆:沢井メグ
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▼こちらがその動画だ