coffee
眠いとき、疲れているときの心強い味方、コーヒー。気分を切り替えたいとき、気合いを入れて仕事をしたいときにも助けになってくれるのがコーヒーだ。

ロケットニュース24では、過去にコーヒーがもたらす健康効果をご紹介した。しかし! 新たな研究で、そんな健康に良いと言われるコーヒーも、飲み過ぎは逆効果であることが指摘されている。1日に5杯以上のコーヒーを飲むと肥満・糖尿病になるリスクが上昇するというのだ。コーヒー好きの方は、要注意だ!

・コーヒーに含まれる「クロロゲン酸」の摂取量がポイント
今回の研究結果を発表したのは、西オーストラリア大学の研究チーム。彼らが注目したのは、コーヒーに含まれる「クロロゲン酸」と呼ばれる物質だ。クロロゲン酸は、コーヒーほどの量ではないものの、プラムなど一部のフルーツやお茶にも含まれている。

過去の研究で、クロロゲン酸は健康に良い効果をもたらすことが示されてきた。血圧を下げたり、脂肪を身体にためにくくする作用をもつことがこれまでの研究で分かっている。

・クロロゲン酸を過剰に摂取すると肥満になる
今回、研究チームはこのクロロゲン酸を非常に多く摂取した場合、健康にどのような影響が生じるかを実験した。実験では、肥満のマウスに対して、コーヒー5、6杯分に相当する量のクロロゲン酸を与えた。

すると、マウスは脂肪を身体にためこむようになるという結果に。さらにブドウ糖を調節するホルモンであるインスリンの働きが鈍くなり、糖尿病予備軍とみなされる状態となったのである。

・3、4杯までは問題ないが、5杯以上飲むのは避けるべき
5杯以上という非常に多い量のコーヒーは、逆に肥満や糖尿病になるリスクを高めるという今回の実験結果。研究チームは「健康効果を得られるかは飲む量によります。3、4杯までであれば、心臓血管病や 2型糖尿病 が発症するリスクを軽減する効果が期待できます」と話している。

これまではコーヒーの健康効果が語られることが多かったが、それでもやはり「適量」があるようだ。コーヒー好きのみなさんは、飲み過ぎにはくれぐれも注意しよう!

参照元:Mail Online(英文)
執筆:佐藤 ゆき
Photo:Rocketnews24.