exercise

ストレスを感じると、ついつい暴飲暴食や喫煙などの不健康な衝動に駆られるという方は少なくないだろう。それもこれもすべてストレスが溜まっているせいにしてきたかもしれないが、それは間違いだったようだ。

・決め手となるのは普段の生活習慣
最新の研究によると、ストレスは不健康な行動だけでなく健康的な行動をも引き起こすことがわかったという。だが、どちらを引き起こすかは人によって異なり、決め手となるのはあなたの普段の生活習慣にあるそうだ。

・ストレスはいつもの習慣を引き起こす
南カリフォルニア大学のウェンディ・ウッド教授は、一定期間にわたり、学生たちの生活習慣を記録し続けた。その結果、普段よりもストレスが溜まり睡眠不足にもなりやすい試験期間になると、学生たちはいつもの行動により固執する傾向があったという。

・健康的な食事を求めるようになった
たとえば、普段からジャンクフードをよく食べている人は、ストレスが溜まるとよりジャンクフードを食べるようになった。対照的に、健康的な食生活が身に付いている人は、さらに健康的な食事を求めるようになっていたのだ。

・健康的な行動を習慣化しておくことが大事
さらに、食生活以外でも同様の結果がみられた。毎日、新聞を読む人は、どんなに忙しい試験期間でも時間を割いて新聞を読み、ジムに通っている人はストレスを感じてよりジムに行くようになっていた。

・健康的な行動を習慣化すればいい
教授によると、「健康的に良いか悪いかに関わらず、人はストレスが溜まると毎日の習慣をより繰り返すようになるということです。喫煙や飲酒に走ってしまう人は、普段からそれが習慣化しているからです。身体のことを考えるならば、健康的な行動を習慣化すればいいのです」とのこと。

・健康的な習慣を身に付けるポイントはたった1つ
「健康的な行動を習慣化」と言われても、慣れた生活を変えるのは決して容易なことではない。では、一体どうすれば良いのだろうか。たった1つのポイントで誰でも習慣が身につくという。

・健康的な習慣を身に付けるにはハードルは低く設定する
そのポイントについて教授は、「健康的な習慣が身に付いていない人は、簡単なことから始めることが重要です。習慣というのは毎日、ほとんど無意識のうちに行われるものなのです。最初のうちはハードルを下げて、毎日無理なくできることを繰り返しましょう。そうすれば、ストレスが溜まったときにその健康的な行動をとりたい衝動に駆られるはずです」とアドバイスしている。

・健康に良い行動を習慣化しよう
ストレスをまったく感じずに生活することは難しい。だが、健康的な習慣が身に付いていれば、ストレスが溜まったときでも健康は維持されるようだ。不健康な生活が続いている方は、何か健康に良い行動を習慣化してみてはいかがだろうか。

参照元:Mail Online(英文)
photo: flickr daveynin