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世界の機内食をご紹介する『世界の機内食』シリーズ。今回はバンコク・スワンナプーム国際空港から成田空港まで飛行しているANA(日本空輸株式会社)のエコノミークラス用機内食をご紹介したいと思います。

・安心の和定食
今回搭乗した便では、機内食が洋食と和食から選択できました。記者(私)はバンコク滞在中、スパイシーな料理を好んで食べていました。そろそろ和食が恋しくなってきた頃、ということでこの便では和食を選択。「白身魚のあんかけ」は安心感のある和定食でした。

・肉厚な白身魚
白身魚のあんかけ自体は、取り立てて珍しいものではありません。日本の食堂でも食べることができる、定番の定食です。それが機内食となると、興味深い変化が見られました。それは魚が肉厚であること。一般的なものと比べると、厚みが倍近くあります。これはなかなか食べ応えアリ。

・酢の物がうれしい
そして付け合せには、タケノコとワカメの酢の物。酸味のある料理はタイでも食べられます。しかし穀物酢の味わいは、日本独自のものではないでしょうか。まろやかな酸味とコクのある旨みに、旅の疲れも癒されます。

・タイの恵み、フルーツも美味
バンコク発の便ですから、おそらく食材はタイで調達しているはず。そのタイのフルーツが味わえるのも有難い。タイに行かれた方であれば、誰でもフルーツを持ち帰りたいと思うはずです。そのおいしいマンゴー、パイン、スイカがついているのも今回の食事の魅力でした。

総じて、ANAの機内食はバランスがとれているうえに、気の利いたメニュー構成になっていると感じました。奇をてらわない内容に、どこかしら安心感を覚えます。

Report:フードクイーン・佐藤

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