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怠け癖があることは自覚しているが、自分ではどうにも改善できなくてお困りのみなさん、それはあなた自身のせいではないかもしれない。最新の研究によると、怠惰な性格は遺伝によるものである可能性がでてきたそうだ。

・マウスを使って実験
米ミズーリ大学のフランク・ブース教授率いる研究チームは、マウスを使って実験を行った。まず、マウスの行動を数日間観察し、回し車を使って運動に励む頑張り屋グループとあまり運動をしない怠け者グループにわけた。

次に、それぞれのグループ内で繁殖させる。これを10世代先の子孫に至るまで繰り返し行い、怠け者家系のマウスと頑張り屋家系のマウスを人為的につくり出した。

・怠け者家系のマウスは頑張り屋家系のマウスより10倍怠惰
結果、頑張り屋家系のマウスたちは怠け者家系のマウスたちに比べて、10倍も多く回し車で運動することが判明。言い換えれば、怠け者家系のマウスは10倍怠惰になっていたのである。

・遺伝子に大きな違い
これほどまでに両者に差が出た原因を探るべく、研究チームはマウスたちの身体組織を調べた。すると、怠け者家系と頑張り屋家系では、遺伝子が決定的に異なっていることが判明。

ブース教授は、「今回の結果から、怠惰な気質は遺伝する可能性のあることが明らかになりました。人間でも同様の遺伝は起こり得ます。特に、運動に対する怠惰な気質は肥満などの病気を引き起こす一因にもなり得るので、これは非常に重要な発見だと言えます」と語っている。

研究チームは今後も研究を進めていく予定とのことで、怠け者気質の遺伝に関してはさらなる詳細が明らかにされていくかもしれない。もしもあなたの子どもが勉強や習い事を怠けていたら、叱る前に一呼吸置いて、自分はどうだったかを考えてみると何か思い当たるふしがあるかもしれない。

参照元:Mail Online(英文)
photo: flickr dani0010