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男女雇用機会均等法が制定されて今年で41年。日本の女性の大学進学・社会進出が進んでいると言われている。

だが、世界と比べるとそれもまだまだなようだ。先日、イギリスの経済紙が発表した「先進国における女性の働きやすさランキング」によると、日本の女性の労働環境は26カ国中なんと25位。ワースト2位だったのである。

このランキングは、先進国26カ国について「男女それぞれの高等教育を受けた人数」、「女性労働者の数」、「男女の賃金格差」、「管理職についている女性の割合」そして「賃金に対する保育サービスの価格」の5項目を評価したものである。

その結果、1位はニュージーランド! 2位以下は福祉や教育サービスの制度が整っている北欧勢が占めている。一方、我らが日本は25位のワースト2位。公表されたグラフを見ると、その評価は1位のニュージーランドの2分の1ほどだ。ちなみに最下位は同じアジアの韓国である。

実際に、都内の事務職の女性(29)に労働環境について聞いてみたところ、

「新卒で入社して数年はまだいいですよ。やっぱり“結婚”と“出産”って問題が出てくると状況は変わりますね。加えて転職や再就職の難しさも辛いところです。転職活動をしても、20代前半では“キャリアがない”と言われ、後半になると“どうせ結婚してすぐ辞めるでしょ”と敬遠されます。それは、辞めたくないけど辞めざるをえない状況なのでは……って気がしますけど」

また、別の企業の営業職の女性(34)は
「うちでは女性の管理職もいないことはないですが既婚女性の管理職はいません。家事・育児と仕事の両立ができないんですよ。昇進しても独身なら一生独身の覚悟、既婚者は離婚ですね(笑)」

と、のことだった。

もちろんこの問題に積極的に取り組んでいる職場も多い。だが、やはり概ねこのランキングのように日本は女性にとってあまり働きやすい環境とは言えなさそうだ。しかし、このランキングを見るだけでも上には24カ国の手本になる国があるということだ。是非とも各国のいいところを見習って、女性の働きやすい環境を作ってほしいものである。

 
【先進国・女性の働きやすい国ランキング】
1位:ニュージーランド
2位:ノルウェー
3位:スウェーデン
4位:カナダ
5位:オーストラリア
6位:スペイン
7位:フィンランド
8位:ポルトガル
9位:ポーランド
10位:デンマーク
11位:フランス
12位:アメリカ
13位:ベルギー
14位:ハンガリー
15位:アイルランド
16位:スロヴァキア
17位:イスラエル
18位:イギリス
19位:オーストリア
20位:ドイツ
21位:ギリシャ
22位:イタリア
23位:チェコ
24位:スイス
25位:日本
26位:韓国

参照元:The Economist(英語)
photo:Rocketnews24.