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過去に例を見ないほどの深刻な大気汚染に見舞われている中国・北京。日本でもその影響が心配されている。

そんな危機的状況の北京に、あの男が舞い降りた! 「中国一の慈善家」もしくは「チャリティモンスター」こと陳光標(チェン・グァンビャオ)氏である。

東日本大震災の被災地ではポテチを配り、反日デモで自動車を壊された市民には自腹で自動車をプレゼントしたりと、何かとアジアのピンチに駆けつける陳氏。その陳氏が今度は北京で「新鮮な空気の缶詰」を配布したのだという。

陳氏が北京市に現れたのは現地時間1月30日のこと。北京市内6カ所で自社製品「新鮮な空気の缶詰」を無料配布した。この缶詰には、主に台湾、チベット、雲南省などで採取された空気が入っているそうだ。

実は、陳氏が「新鮮な空気の缶詰」を発売したのは2012年のことだ。1缶5元(約73円)で販売。缶ジュースが3元(約44円)程度で買える中国では「高い」、「タダで吸えるものにお金をとるなんて」などと、当時は批判的な意見も多かった。

しかし、現在、北京の大気汚染度は異常レベルだ。今回の無料配布でも「売名行為」などという批判の声もあるものの、さすがに「すばらしい行動」、「先見の明あり」、「カッコイイ」と支持する声も多く見られる。

ちなみに陳氏の「売名慈善家」や「チャリティーモンスター」というあだ名は、チャリティー活動の際に非常に派手はパフォーマンスを行うことからきている。しかし、今回は自社製品を手に笑顔を振りまく姿は撮影されているものの、過去に見られるようなパフォーマンスはなかったようだ。

缶詰の空気は一瞬楽しむだけのもの。全く根本的な解決にはならない。だが陳氏が準備していた23万缶はあっという間に配布終了したそうだ。それだけ市民の間で大気汚染への危機感が高まっていることの表れなのかもしれない。

(文=沢井メグ
参照元: Weibo @陳光標新浪財経南海網(中国語)

▼陳光標氏、手に持っているのが空気の缶詰だ

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