みなさん、微生物の顔を見たことがあるだろうか? 恐らく見たことがある人は、ほとんどいないだろう。それもそのはず。私たち人間の肉眼では微生物の顔どころか、その体を捉えることすら難しく、微生物の顔を見る機会なんてめったにないからだ。

それでは、電子を使ってかなり小さなものまで捉えることができる3D顕微鏡で、微生物を見てみると、一体どんな顔が映し出されるのだろうか? これが……かなり怖い顔なのである。

映画に出てくるエイリアンのように、どの微生物もおぞましい顔をしており、こんな生き物が普段身の周りにいると考えただけでゾッとするほど、その素顔の怖さには驚かされる。

今回の写真は、イギリス・ロンドンのScience Photo Libraryという団体によって公開されたもので、そこで働くMark Abbottさんは次のようなことを語っている。

「以前これらの画像は、研究のためだけに使われていました。しかしCD、昆虫、ウィルスなどが顕微鏡で見られるようになると、そういった画像が大衆の興味の対象となったのです。私たちはこれまで、これらの画像に関して人々から素晴らしい反応を得ています。こういった画像は、科学と大衆、特に子どもとを結びつける大きな力を持っているのです。最も怖くて、大きくて、醜いものを写した画像は、通常子どもからの反応が一番いいです」

微生物たちの知られざる素顔を写し出した今回の画像集。これらの微生物はまだ小さいからいいものの、もしこれが人間並みに大きかったら……うん、そんな恐ろしいことは考えないことにしよう。

(文=田代大一朗

参照元:Daily Mail(英文), YouTube/wildcastr

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