筆者の知人に隠れオタクの男性・Yさんがいる。他人から見ればまったくオタクには見えないし「むしろ好青年」なのだが実は生粋のオタクで、自宅の部屋には数百冊の同人誌と数十体の美少女フィギュア、そして無数の初音ミクのグッズが山となっている。

そんなYさんが、筆者に苦悩を語ってくれた。ファミリーマートで売っている『はちゅねミク肉まん』を購入するたびに、死ぬほど恥ずかしい気分になるというのだ。「生粋のオタクが何を言っているの?」と思ったが、隠れオタクなりの羞恥心があるらしい。

・Yさんの苦悩
私は自分がオタクであることを日常生活で徹底的に隠したいんですよ。隠密なんです。秋葉原のショップでは同志がたくさんいるし店員さんも理解しているので何を買っても恥ずかしくありませんが、『はちゅねミク肉まん』は一般人が行くコンビニで売られているんですよ。買ったら絶対にオタクだってバレるでしょ! 実際に買ったとき、店員の女子高生が気持ち悪いものをみるような目で私をみていた気がしました! ウッ!! みたいな。ゲゲッ!! みたいな。オタクきちゃったかな? みたいな。オタクこじらせちゃったかな? みたいな。みたいなみたいなみたいなみたいな~(笑)。あれは厳しいです。買えない買えない買えない買えない! 二度と買えない。買いたいのに買えない。深夜に行けばオッサンが売ってるから少しはマシかもしれんがのう(引用ここまで)

……と苦悩しているようだが、たぶん被害妄想だと思われる。ファミマだって売れないと困るのだから、どんどん買ってほしいはずだ(あーでも店員はアルバイトだし売れても売れなくても気にしないか?)。ただし、ひとりで何個も買って帰ったら店員同士でヒソヒソ話されちゃうかもしれない!?

ちなみにYさんは3個の『はちゅねミク肉まん』を買い、ひとつは冷凍保存し、ひとつはそのまま食べ、ひとつはキスをしながら食べたという。味に関しては「美味しいけどすごく美味しいわけじゃない。普通ですな」とのこと。


Photo model: フードクイーン佐藤