ハゲに悩み続けて脱毛治療薬を服用し始めた38歳の男性が、驚きの変化を遂げて話題を呼んでいる。フサフサだった過去の自分を取り戻したかった彼だが、その想いとは裏腹に未知の自分を手に入れたというのだ。

妻と5歳の息子を持ち幸せな日々を送っていたウィリアムさんにはひとつだけ大きな悩みがあった。それはハゲていること。本人いわく「遺伝性」とのことだが、日々薄くなる髪の毛をとにかくなんとかしたかった彼は、脱毛治療薬として知られるプロペシアのジェネリック版を服用し始めた。

すると、服用を開始して1カ月経った頃から身体に少しずつ変化が現れたそうだ。それまでジムで鍛えていた胸板は徐々に柔らかくなっていき、尻も筋肉が落ちてまるで女性のような身体つきになっていったという。しかし、期待していた髪の毛にはほぼ変化がみられなかったとのこと。

そして薬を飲み続けて9カ月後、彼は “彼女” になった。服を着ていてもひと目でわかるほど胸は大きくなり、精神的にも自分自身を男より女だと感じるようになっていたのだ。スカートを履き、化粧をしてウィッグも着用。見た目は完全に女性になり、名前も “マンディ” と名乗るようになった。

主に男性型脱毛症の治療薬として使用されるプロペシアだが、実は勃起不全や性欲減退などの副作用も報告されている。また、ウィリアムさんのように胸が大きくなることも決して少なくないようで、米国ではこの薬をめぐって訴訟も起きているという。

ウィリアムさんも身体に変化が現れた当初は様々な葛藤を抱えていたそうだ。そもそも薬を使用する以前は、女装をしたり自分の中に女性的なものを感じたりすることなど一度もなかった彼は、思い悩んで自殺を考えたこともあったという。さらに、心身の変化とともに服装なども女性のようになった頃には、妻は彼のもとを去って行ったのだ。

しかし、現在は女として生きていくことを決意し、豊胸手術や性転換手術も検討中とのこと。ハゲをなんとかしたかっただけなのに、結局ハゲが改善されることはないまま女性になった男性。人生何が起こるかわからないものだが、彼(彼女)は前向きだ。

参照元:Mail Online(英文)