2歳前後の夏といえば「オムツはずれ」! まさにこれからトイレトレーニングの子を持つご家庭もあるだろう。しかし思うように進まずついイライラしたり、周りのお友達のオムツが取れたと聞いては焦ったりと、多くの親にとってトイレトレーニングは悩みの種のようだ。

トイレトレーニングに関する、ちょっと興味深い記事がある。早くオムツを外さなきゃと焦る前に、パパママ読者の皆さんにご紹介したい。

ある専門家が、3歳以前のトイレトレーニングは子どもの体に悪影響を及ぼしかねないと主張しているのだ。

米国ウェイクフォレスト大学の小児泌尿器科教授であるスティーブ・ホッジズ博士によると、膀胱や腸が未熟な年齢で早期のトイレトレーニングを強いると、おねしょやおもらしだけでなく便秘や頻尿、腎機能の低下、尿道の炎症などを招くという。

米国の統計では便秘で受診する子どもの数はここ10年で4倍に増加しており、尿道炎の子どもも増えている。同博士の経営するクリニックの患者も、早期のトイレトレーニングをした子ほど深刻な問題を抱える傾向が見られるそうだ。

博士は「オムツはずれが早い方が良いという思い込みが加速し、競うようにトレーニングを始める親が増えているのは危惧するべき風潮です。必要以上にオシッコやウンチを我慢することで、子どもの健康には様々な弊害が生まれるのです」と述べている。

「膀胱が適度に成長するのは3~4歳頃。これ以前に尿意を我慢させたりすることで本来あるべき発達を阻害し、後におねしょや腎機能の低下などの原因になってしまいます」

おねしょに悩むのは5歳児の20%、6歳児の12%、7歳児の10%とされるが、実際はもっと多いと博士は言う。成長につきものの失敗とおねしょを軽視する親は多いが、それは早すぎるトイレトレーニングの招いた健康被害のサインかもしれないのだ。

遅かれ早かれ通る道。「2歳前後の夏」説や他の子のオムツはずれに流されず、おおらかな気持ちでじっくり進めてあげてもいいのかも知れない。

参照元:DailyMail(英文)
photo:RocketNews24.
モデル:Rine