2012年7月28日より日本でも公開される映画『ダークナイト ライジング』。クリストファー・ノーラン監督による「バッドマン」シリーズ三作目にして、完結を迎える作品で、公開前から高い関心を集めている。どのような作品に仕上がっているのか非常に楽しみなのだが、映画レビューサイトで酷評を浴びせている評論家たちがいる。

彼らによれば、「失望を感じる」や「アクションがひどい」とバッサリ。作品の上映を楽しみにしていたネットユーザーがこれに反論し、レビューサイトは炎上状態になっている。

騒ぎになっているのは、海外の映画レビューサイト「Rotten Tomatoes」だ。このサイトは映画作品や芸能事情に精通した評論家たちが、いち早く映画レビューを行うサイトである。評価基準は次の二つ、「新鮮なトマト」か「腐ったトマト」。新鮮であれば見る価値がある映画ということになり、腐ったトマトと評されれば駄作ということになる。

レビューは総勢84名によって行われ、評価点は10段階評価で8.3と高得点。決して悪い作品ではないはずだ。またこの作品を観たいと考えているユーザーの比率は93パーセントで、期待の高さをうかがわせている。

ところが、評論家84名のうち11名が「腐ったトマト」という判断を下した。なかでも注目を集めているのが、クリスティー・レイミアー(APプレス)とマーシャル・ファイン(ハリウッド&ファイン)の意見だ。ふたりは次のように作品を評価している。

■『ダークナイト ライジング』に酷評を浴びせたふたりの意見
クリスティー・レイミアー「特別なビジョンを持った映画製作者なら、直面する問題がある。人々は常に作品から何かを受け取ることに期待している。受け取ったものが思いのほか小さかった場合、失望のように感じられる」

マーシャル・ファイン「時々アクションは、ひどくとてつもなくダサい。トランスフォーマーシリーズのどれかを見ている方がマシ」

ふたりのほかに9人もの人々が低評価を下している。全体の一部であるとは言え、そのいいぶりは決してやさしいものではない。したがって、多くの人の目を引く結果となり、作品に期待していたユーザーからは「そんなこと言うな」や「お前がおかしい」などの意見が相次いでいる。しかしすべてのユーザーが酷評を批判している訳ではなく、「参考になった」という意見も見受けられる。

いずれにしても作品の公開は間近だ。内容の良し悪しについて気になる方は、ご自身の目でたしかめた方が良いだろう。

参照元:Rotten Tomatoes(英語)