自分たちの子孫を残すために行う、とっても大切な行為「交尾」。それぞれの動物がそれぞれの交尾スタイルを持っており、その種類の多さにはなんとも驚かされる。

それでは、はるか昔に生きていた巨大生物・恐竜たちは一体どんな交尾をしていたのだろうか? この非常に気になる疑問に、科学者たちが答えた。

莫大な量の研究の結果、多くの科学者が恐竜は犬のような交尾を行っていたと結論づけたのだ! このことについて、恐竜の交尾の研究を行ってきたBeverly Halstead博士は次のように述べている。

「すべての恐竜が交尾する際、同じ基本体勢を用いていました。オスはメスの背中に乗り、前足をメスの肩のところに置きます。そして片方の後足をメスの背中に載せ、自分のしっぽをメスのしっぽの下へもっていきます」

進化生物学のGregory M. Erickson博士も、この恐竜の交尾体勢に関しておおむね同意している。しかし史上最大級の肉食恐竜・ティラノサウルスのペニスの長さが、推定約3.7メートルであるということからも分かる通り、あの巨大な体で交尾を行うのはかなり大変だったようだ。それに関してGregory M. Erickson博士は、「(体の大きな)恐竜たちの交尾は、かなり迫力のあるものだったに違いありません」と語っている。

また科学者のなかには、恐竜たちは体を支えるために、陸上ではなく水の中で交尾をしていたと主張する者もいる。まだまだ謎の多い古代生物・恐竜。これからも少しずつでもいいので、その不思議で魅力的な実態が明かされていくことを切に願いたい。

(文=田代大一朗

参照元:Daily Mail(英文)

▼ペンタケラトプスの交尾

▼ペレカニミムスの交尾

▼サウロポセイドンの交尾
恐竜たちは体の支えを得るために、水の中で交尾をしていたという説もある

▼そしてティラノサウルスの交尾