現在開催中のテニスの国際大会、ウィンブルドン選手権はロシアのマリア・シャラポワ選手が2日にまさかの敗退をし、テニスコートは静かになってしまった。なんてたって、シャラポワ選手は試合中に最も大きな声を上げる選手の一人として知られているのだ。

シャラポワ選手が試合中に出す声は、時に100デシベルを超えるといわれる。同様に、アメリカのセリーナ・ウィリアムズ選手も「大声選手」として知られている。その声の大きさはダブルスのパートナーの男性選手を上回るほどだ。一方、テニスコート上以外でも女性の方が声が大きい場面がある。そう、セックスの時だ。

アダルトグッズをオンラインで販売している会社「Lovehoney」が1171名の男女にアンケートをとったところ、94パーセントの女性が男性パートナーよりもセックス中に大きな声を出していると回答した。そして、男性も70パーセントが女性パートナーの方が声が大きいと答える結果となった。

しかし、どうして女性の方がセックス中に大きい声を出す傾向にあるのか? そんな素朴な疑問が沸いてくる。セックス専門家であるトレーシー・コックスさんはその理由について二つの可能性を示唆している。

一つは女性の方がオーガズムによる快感が強いからというもの。これが理由であれば、確かに納得できる。しかし、もう一つの理由は男性には受け入れたくないものかもしれない。それは「女性は演技をしているから」である。

「女性は男性よりもオーガズムを得ている “ふり” をします。女性はセックスを楽しんでいる証拠をパートナーに示さなければならないと感じているのかもしれません」とコックスさんは話す。つまり、大きな声をあげるからといって、セックスを楽しんでいるうわけではないという。

しかし、声を出すことに全く意味がないわけではない。「ベッドで相手に反応を示すことはとても重要ですし、声を出すことは一つのコミュニケーション方法です」とのことだ。

だが、コックスさんは「大きな声を出すことがセックスが上手であることを意味しているわけではありません」とも話している。どうやら「ただ声を出せばいいもんじゃない」というのもテニスとセックスの共通点と言えそうだ。

(文=佐藤 ゆき
参照元:Mail Online(英文)
photo:flickr StuSeeger