海外で「第二の中東」とも呼ばれる尖閣諸島。1960~70年代に石油の埋蔵が指摘されてからというもの、中国及び台湾が領有権を主張している。日本の見解は「尖閣諸島は日本固有の領土」である。

そんななか、なんと台湾の企業家が「尖閣諸島を買いたい」と発言したことがわかった。その企業とは、アップルの下請けで有名なフォックスコンを有し、今年シャープの筆頭株主となった台湾企業・ホンハイグループだ。

6月18日に開催されたホンハイグループの株主総会。台湾メディアによるとこの場で、会長の郭台銘氏は、日本人は実行力とコミュニケーション力があり、たとえ「NO」と言っても相手を裏切ったりしないとほめちぎり日台協力の重要性を強調。そしてそのなかで「尖閣諸島購入に出資し、日本と共同開発していきたい」と述べたそうだ。

意外と知られていないが台湾(中華民国)も尖閣諸島の領有権を主張している。また去る11日には、日本の国会議員が尖閣諸島付近で釣り大会を実施した件につき領有権を強調した上で「わが国の主権を妨害する日本の行動はいかがなものか」と批判した。そんななかでの台湾企業家の発言である。

このニュースに日本のネットユーザーは

「は?」
「尖閣諸島の件では台湾とも喧嘩中でしょ」
「日本と共に歩む覚悟はあるのか」
「お断りだ」
「台湾は好きだけど、それとこれとは話が別」
「仮に実現したとして台湾が中国に統合されたらどうなる?」
「領有権の主張を放棄してから言え」

と警戒感を強めるコメントも出ている。

なお、5時間にわたる株主総会で郭氏は、シャープとの連携で必ずや打倒サムスンを実現させると誓ったという。

ちなみにシャープの液晶生産の拠点である亀山工場はホンハイとの共同出資会社に移管予定、またホンハイはシャープ株の買い増しを要求しているとも報じられたばかりだ。同社が今、世界で最も勢いのある企業というのは紛れもない事実だが……敏腕企業家の「尖閣諸島を購入したい」という発言の意図はどこにあるのだろうか。

参照元:ET Today(中国語)

▼ホンハイの郭台銘会長