世界中のハゲのみなさんへ。そしてフサフサなみなさんへ。そしてハゲにいくばくかの偏見をもつ女子たちへ。

ハゲはかっこいい! めっちゃクール!!

前回、そんなハゲの魅力について説明したけれど、ひとつ伝えなければならないことがあるよ。

実は、ところかまわず禿げてさえいれば良いわけではない。「ハゲメン」になるための条件があるのだ。

今回はそのことをお伝えすべく、ふたりのハゲ好き女子2人に話を聞いてみることにした。ハゲに魅力を感じている女子は、いったいどんなハゲが好きで、どんなハゲは難しいと感じているのだろうか。

【ハゲメンの条件とは?(ハゲ好き女子の意見)】

記者―― おふたりともハゲがお好きとのことですが、どの辺に魅力を感じていますか?

女子A「禿げ散らかってるせいか、ややくたびれた感があって……それがなぜかたまらなく大人の男にみえる」

女子B「そうそう、禿げからくる渋い雰囲気っていうのかな? 薄い髪を乱しながら仕事に没頭している姿、ヘロヘロになりながらも戦い続ける兵隊みたいでキュンとしちゃうよね」

女子A「(笑)哀愁が良いよね。自分でもこの気持ちはすごく不思議。私はまだ20代で学生の頃はハゲた男は絶対イヤだと思ってたんだけど、仕事で失敗しちゃったりとか自分の辛い経験が増えれば増えるほど、禿げてる男性がステキに見えてくる。なんていうか、憶測だけど禿げの人の辛さとかがなんとなく伝わってくるような気がして、切なくなっちゃうんだ」

記者――禿げてる人たちに同情する……ということ?

女子A「ん、同情とは違う。なんていうか、その辛い思いを共有したいというか。安心させたいというか。偉そうだけど」

女子B「私は守ってあげたくなっちゃう。ハゲはダメとか言ってる女子は何にもわかってないよ。ハゲだからこそ……(これは失礼かもしれないけれど)、こんなハゲに厳しい世の中だからこそ、ときにイヤな思いをするかもしれない。それを乗り越えてひたむきに頑張っているのは、それだけ懐が深いと思える。そんな姿をみると、もう頑張らなくていいよって抱きしめたくなるの」

記者――前回記事にも書いたけど、母性本能が芽生える、という表現が正しいかな。

女子AB「そうそう、そんなかんじかもしれない」

記者――じゃあ、ふたりは、ハゲならどんなハゲでも良いの?

女子B「んー残念だけど、そういうわけじゃないと思う」

女子A「大切なのは、心! 少なくとも世の中で何かしらの生きにくさを感じてきたハゲは、哀愁が漂っている。そこにハゲの価値があると思う。気品のないハゲは単なるハゲでしかない」

女子B「わかる! 要は哀愁があって、さらにジェントルマンじゃないとダメなんだよね。あと、体型も大切。ビール腹でだらしなそうな男は、ハゲだろうがフサフサだろうが恋愛対象外。でも顔はそんなに問わないかな」

女子A「私はビール腹でもかまわないよ。でも、大人としての常識と優しさとセンスは絶対必要。もちろん、これはフサフサ男でも同じわけだけど。同じ条件なら、もちろんハゲをとるよ!」

というわけでハゲメンとなる条件は、次のとおり!

❝世の中の辛さを痛切に感じていながらも、ちゃんと社会にとけ込み何かと努力をしている意識の高いハゲ ❞

とのことです。

でもね、これらの条件から外れているハゲのみなさん悲しむのはまだ早い! 大切なのはとにかく心。ひたむきに何かに向かって努力する禿げている方の姿は、少なからず女子の心をキュンとさせるのです。

(写真、文=『ハゲ推進会※』 メル凛子

※「禿げはめっちゃカッコ良い」を世に広める、ハゲ推進会がお送りしました。

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▼いまだに「俺はハゲじゃない」を言い張るH氏。
今回の座談会の内容を伝え感想を伺うことにしました。

▼記者:ハゲ好き女子によると意識の高いハゲメンが好きだそうですが、
これについてご自身は意識の高いハゲだという自覚はありますか?
H氏:なんで俺に聞くの?

▼記者:ハゲ好き女子によると、H氏はなかなか良い路線をいっているそうですが…
H氏:……。あのさあ、前回といい今回といい、いったいなんなの?

▼(俺はハゲじゃないっつーの! いつも失敬なやつだ)

▼ハゲ好き女子の発言回想:
(薄い髪を乱しながら仕事に没頭している姿、ヘロヘロになりながらも
戦い続ける兵隊みたいでキュンとしちゃう♪)

▼記者:女子はキュンキュンらしいですが、それについて何かひとこと。
H氏:だからさあ~~、まじで俺忙しいつってんでしょ?
まあ、しいて言えば、いいんじゃないですか。良かったねハゲ人気でさ。
ただ、俺はハゲじゃないから俺に聞いてもハゲの本当の気持ちはわかんないすよ

▼ハゲ好き女子の発言回想: (もう頑張らなくていいよって抱きしめたくなるの)

▼記者:これについては何かありますか?
H氏:……っっっんはぁあああああああぁっっっっ~~っ?

▼H氏:あのさあ、きみさあ、

▼なんでそんなに俺をハゲに仕立て上げたいわけ?
ねえ、なんで? なんでなの? 言ってよ。理由を言ってよ

▼H氏:失礼だと思わない? 俺さあ、まじで生まれつきデコが広いんだよね。
こういうのハゲっていわないの。
そんなこともわかんないでハゲ推進会なんて語ってんの?

▼ハゲ好き女子の発言回想: 
(要は哀愁があって、さらにジェントルマンじゃないとダメなんだよね)

▼記者:……らしいですけど、H氏は当てはまると思いますか?
H氏:……(俺はハゲじゃない禿げじゃない禿げじゃない)

H氏:……ハゲじゃないけど……まあ、少しくらいなら聞いてあげてもいいけど。
(ハゲじゃないけどな!)

(C)「目指せクールなハゲメン」Fin