犬にも大切な友を想う気持ちがある。そう信じさせてくれる一匹の犬のストーリーに、現在大きな注目が集まっている。

ある日ロサンゼルスの道路で、一匹の黒いラブラドールリトリーバーが、目の前で車が走っているにもかかわらず、じっとしているのが目撃された。よく見るとそばには、車にぶつかって死んでしまったもう一匹のラブラドールが横たわっている。そう、黒ラブラドールは友を守るかのように、その亡骸の横でたたずんでいたのだ。

そこでそれを見かけた心優しい通行者は、黒ラブラドールまで車にひかれないよう、2匹のラブラドールの周りにコーンを立てていった。その後、黒ラブラドールは動物保護施設に無事保護されたのだが、体にはネームプレートなど身元を示すものが見当たらず、現在引き取ってくれる人を探しているとのこと。

このラブラドールは動物保護施設のスタッフによって「Grace」と名付けられた。そして自らの危険も省みず死んだ友のもとを離れなかったそのストーリーと映像は、現在多くの人に感動を与えている。以下が、その動画に寄せられたネットユーザーの声である。

「これが本当の友というものだね」
「私たちはこの黒いラブラドールからさまざまなことを学ぶべきである」
「美しい」
「これを見ていると、悲しくなってくる」
「これが、私が犬好きな理由」

友を想う気持ちはこんなにも美しいものなんだと、改めて気づかせてくれる今回のラブラドールストーリー。心優しいGraceが素晴らしい家族にめぐり逢えることを、ただただ願うばかりである。

(文=田代大一朗

参照元:Daily Mail, SGVTribune(英文), YouTube/MissWooHoo11

▼心優しい通行者が2匹の周りにコーンを立ててくれていた

▼Grace(メス・2歳)はその友を想う行動で多くの人に感動を与えている

▼そしてこちらが友と一緒にいた時の映像