皆さんはGoogleが提供しているストリートビューという地図情報サービスをお使いになったことがあるだろうか。地上約2.45メートルで撮影した世界各地の主要都市の風景が360°のパノラマで表示され、クリックひとつで視点を道沿いに進めたり、周囲を見渡したりできる。PCの前に座っていながらにして、その街を歩いているかのような感覚さえ味わえる無料オンラインサービスだ。

そのストリートビューで、なんとアマゾンの奥地を見ることができるようになった。臨場感たっぷりに大自然を眺めながらボートに乗って移動したり、ジャングルを散策したり、保護区内の集落に立ち寄ったりできるようになったのである。

まずはブラジル北部を流れる世界最大の河川アマゾン川の支流、ネグロ川沿いの水上の旅。豊かに流れる川の上を、うっそうと茂ったジャングルを眺めながら進んでいく。視点を後ろに切り替えればボートが残した白波が見え、頬に風さえ感じるような気がする。

カメラを搭載した三輪自転車で数々のロケーションを撮影したことで、車での撮影が不可能なジャングルに足を踏み入れることができるようになった。集落内の学校や診療所、教会の中にも入ることができる。また、魚眼レンズでの撮影により、前後左右だけでなく空や地面にまで視点を移すことも可能だ。

これにより、実際に訪れることが難しいアマゾン奥地へのバーチャル旅行が実現したと言えるのではないか。熱帯雨林や河川など、大自然のたたずまい、地球の美しさに胸を打たれるとともに、自然との共生、地球環境の保護の大切さを改めて感じさせられるいい機会となるだろう。

なお画像は、Google Map の地図および「ギャラリー」から閲覧できる。ちょっとした空き時間にでもアマゾン探検にお出かけになってはいかがだろうか。

参照元:io9.com(英文)、Google Mapギャラリー、YouTube Google

▼保護区最大の集落、トゥンビラ

▼アマゾン川支流のネグロ川と熱帯雨林

▼撮影の様子、撮影クルーの談話