現在YouTubeで再生回数が400万回を超え、世界中から大きな注目を集めている動画がある。

「Flying like a bird | part 14/14」というタイトルのその動画には、8カ月かけて完成させたウイングスーツを使って、鳥のように空を羽ばたく男性が映し出されており、これを見たユーザーたちからは彼の偉業を称える声が多く寄せられていた。

しかし衝撃的な事実が発覚し、事態は急展開を見せる。実はこの映像、偽物だったのである。ビデオのなかで、自分が作ったウィングスーツを装着して空を飛んでいるJarno Smeets氏は、本当は映像作家・アニメーターのFloris Kaaykという人物で、この鳥飛行の映像も動画加工で作った偽物だったのだ。

このことについてKaayk氏は、オランダのテレビ番組で次のように話している。
「私は8カ月かけてオンラインメディアの実験を行ってきました。そしてどうしたら素晴らしいストーリーを、ブログを使って作り上げることができるかを示せました」(Kaayk氏は約8カ月前に今回の鳥飛行プロジェクトのブログを開設)

長い年月をかけて、世界の人々を欺(あざむ)くことに成功したFloris Kaayk氏。みなさんは今回の彼の試みをどう評価するだろうか? 賛否両論いろいろとあると思うが、これだけ多くの人に何らかのメッセージを送った彼の行動力と意志の強さには、やはり目を見張るものがある。

(文=田代大一朗

参照元:Daily Mail(英文), YouTube/jarnosmeets80-1, jarnosmeets80-2, pandaberen1985, HUMAN BIRDWINGS

▼こちらが現在世界で話題になっている鳥飛行の動画。
まだ多くの人がこれが偽物であることを知らない

▼約8カ月前に今回の鳥飛行プロジェクトのブログを開設。
最初の投稿には、「私の夢は鳥のように飛ぶことです」と書かれている

▼昨年8月5日から計14話のプロジェクト動画をアップしてきた

▼そしてついに、今回の鳥飛行プロジェクトは偽物であることをテレビ番組内で告白