晩婚化・非婚化が進んでいると言われて久しい。結婚どころか特定の恋人がいない若者も増えているとしばしば取り上げられている。

その一方で結婚願望を持つ若者も増え、婚活にいそしむ人も多い。そんな子ども世代を心配する親もいるだろう。

同じく結婚への不安が高まる中国で、なんと赤ちゃんから参加OKの子ども専用婚活サイトがあるそうだ。「自分の意思も言葉で伝えられない頃から婚活ってどうなの!?」と物議をかもしている。

子ども専用婚活サイト「子どもお見合い」を始めたのは中国の育児系ウェブサイトBaby Treeだ。お見合い子どもの写真とプロフィールを登録し相手を募るというものだ。カップルが成立すると、希望者にはサイト内で結婚式を挙げることもできる。相手に不満がある場合はサイト内で「離婚」も可能だ。告知をしたところ1週間で200家庭以上が参加、すでに40組あまりのカップルが成立しているそうだ。

参加者は、

「ママ友ができて嬉しい」
「本気で婚約させるわけではないけど、幼なじみと結婚って素敵。ちょっと期待」
「お見合いで知り合った男の子が本当に可愛い。うちは娘しかいないから息子ができたみたい」

主に親が楽しんでいる様子。

また、両親が厳しく結婚まで男性と話したことさえほとんどなかったという女性は「娘には同じ思いをさせたくない。小さいうちから異性の友達を作ってほしい」と本気さを伺わせる。いずれにせよ親たちは意義を感じているようだ。

だが、ネットユーザーは

「幼稚園や小学校に行けば自然と友達ができる。無理に見合いをさせるなんてバカらしい」
「子どもの交友範囲をコントロールしたいだけなのでは」
「完全に親のエゴ」

と疑問視した意見が多い。

なお、心理カウンセラーは「『お見合い』で子どもに遊び相手を探してあげること自体は悪くありません。友達は子どもの成長を促すでしょう。しかし長期的にお見合いをさせることは好ましくありません。8才~10才頃に男女の性差に対する意識が生まれます。このような時期から思春期に親が『お見合い』をさせていたら、性に対して早熟になる可能性があります」と注意を促している。

このようなサービスが人気を集めるのは親たちの子どもに幸せになってほしいという願いと不安の表れだろう。日本で同様のサービスがあったら皆さんは利用してみたいだろうか。

参照元: 新浪浙江、Weibo Baby Tree(中国語)