中国最高級の酒と言えば茅台(マオタイ)酒だ。特産のモロコシ・コーリャン(カオリャン)から作られた焼酎の一種だ。高級酒として知られ手に入りやすいもので数百元(100元=約1300円)、オークションでは1瓶180万元(約2400万円)で落札されたものもあるという。

人民なら一度は飲んでみたい憧れの茅台酒であるが、そのモニュメントがどう見ても殺虫剤にしか見えないのである。

茅台酒は1915年のサンフランシスコ万国博覧会で金賞を受賞して以来「国酒」と呼ばれ、国賓をもてなす際にもふるまわれる誉れ高い酒だ。

その茅台酒が誕生する工場も人気観光地のひとつである。だが、そこに建っているという巨大なモニュメントはどう見ても殺虫剤ハエやゴキブリにプシューッッとかけるスプレータイプの殺虫剤なのだ。

誰もツッコまないのだろうか。それとも高級すぎてもはやツッコむことすら恐れ多いのか。なお、茅台酒のアルコール度数は40~50度前後だ。一気にあおると消毒液のような強いアルコールに喉が焼け付くように熱くなる。殺虫剤としても使えるのかもしれないが……できればゆるりと味わいたい酒である。

参照元: 飛天茅台(中国語)

▼殺虫剤? いいえ、中国最高級酒ですよ