ファッションアイテムを選ぶとき、見た目や機能性、コストパフォーマンスなど、人によって選ぶ基準は様々だ。しかし、「健康への影響」といった視点で服やアクセサリーを選んでいるだろうか? 食べ物や運動習慣だけでなく、何を身につけるかによって身体が受ける影響は大きい。

以下はあなたのクローゼットに潜んでいるかもしれない5つの要注意ファッションアイテムだ。意外な場所に今抱えている健康問題の原因が見つかるかもしれない。
 
その1:スキニージーンズ
ぴっちりと身体にフィットするスキニージーンズは、日本でも若い女性を中心に人気がある。しかし「ピッタリしたジーンズをはくと、神経圧迫やしびれ、消化の問題が生じることがある」と内科医のオクタビオ・ベッサ博士は説明する。

きついズボンの着用が原因で、腹部の不快感、しびれ、胸焼けを訴える患者を多く目にするようになったベッサ博士は、1993年の内科医学論文誌でこうした症状を「タイトパンツ症候群」と名付けた。

ベッサ博士によると「ウエストサイズとズボンのサイズを比較することで簡単に診断が可能です。患者の方は、だいたい7.5センチかそれ以上の差があります」とのこと。身体を圧迫しすぎないズボンを選ぶことが重要だ。
 
その2:ハイヒール
ヒールが高く先端が狭い靴は、外反母趾、足指の関節の変形、神経損傷、骨壊死、疲労骨折、足首の捻挫といった様々な問題を引き起こす。

ニューヨークの足専門医ジョン・E・マンキューソ氏の話によると、ヒールが高い靴ほど、体重がより前にかかり、足の親指の付け根に重さがかかるため、痛みが生じるのだという。足の痛みを避けるには、ハイヒールを履く回数を減らすか、強力なアーチ支持のついた体重が分散される靴を選ぶことが重要だ。
 
その3:Tバック
ニューヨークの産婦人科医であるデボラ・コーディ博士は「Tバックの縫い目が粗いと、肌が敏感な場合にはこすれてしまい、菌の増殖と細菌感染につながります」と話す。こうした状態はスキニージーンズをはくと、さらに悪化してしまうそうだ。

さらに「性的行動によって生じる熱と摩擦がさらに感染を悪化させます」とのこと。コーディ博士はTバックを履く際には、下着と肌の境界に保湿クリームやビタミンEオイル等を塗って、肌を保護することを推奨している。
 
その4:ネクタイ
1993年に行われたコーネル大学による調査によると、67パーセントの男性が首周りがきつ過ぎるシャツを購入しているそうだ。しかし、きつい襟とネクタイは頭部への血液循環を悪くし、目のかすみや頭痛、耳の痛みを引き起こすがある。

さらに、首の動きが制限されるため、背中と肩の筋肉の緊張を招く。また、ネクタイは他の洋服よりも洗濯する頻度が少ないため、多くのばい菌が付いている傾向にある点にも注意したい。
 
その5:イヤリング
ノースウェスタン大学の皮膚科学者によると、20パーセントのボディーピアスが細菌感染を引き起こしているそうだ。また、ピアスを付け過ぎるとピアスホールが広がり、スタッドピアスがつけにくくなったり、耳たぶが裂けてしまうことも。そうなると、完治するのに時間を要する。

その他、ニッケルアレルギーを持つ人は、微量でもニッケルを含むジュエリーやアクセサリーを身につけると発疹が生じてしまうので注意したい。

(文=佐藤 ゆき

参照元:TIME(英文)

写真:ロケットニュース24