ある美容整形外科に赤ちゃんを連れた女性が現れたそうだ。最近では整形をしに来る若いママも少なくない。病院のスタッフ特に疑問に思うことなく女性をカウンセリングルームに通したそうだ。

だが話を聞いてびっくり。1才になったばかりの子どもの整形に来たという。しかもその理由が「ブサイクだと人生負け組になるから」というのだ。

女性が現れたのは中国にある美容整形外科だ。この病院の呉医師によると、女性は部屋に入ったとたん「先生、見てください。うちの子の目は一重で可愛くない。手術して二重にしてください」と訴えてきたという。子どもは1才になったばかりの女の子だ。

呉医師は最初冗談だと思った。だが女性は本気。彼女が言うには子どもの目は一重であるため目が小さく見える。今のうちに手術をしておけば、大きくなって自分の容姿に悩むことはない、むしろ自分に自信を持てるだろうと言うのだ。呉医師や看護士は皆この説明を聞いて呆れ返ってしまった。

女性に発育期の子どもが整形手術を受けた場合、将来体に悪い影響が出る可能性があることを説明。そして、教育は子どもの外見を重視するのではなく、内面を重視すべき、そうすることによって子どもは心身共に健康に育つということをこんこんと伝えたという。

約30分間の説得により女性は手術を諦めたそうだ。

聞けば彼女自身が何度も整形を繰り返しており、いくつものコンテストに出場、そして順調に仕事、結婚と美貌で人生を切り開いてきたそうだ。その影響もあり女性は美しくなければ負け組になるという強迫観念を持っていたらしい。

呉医師は未成年の整形は勧められないとしている。特に豊胸、頬骨やアゴの整形など大きな手術は危険が伴うとのことだ。また保護者が子どもの意思を考慮せず整形させた場合、心理的トラウマになる可能性もあると警告している。

ネットユーザーも「親がこんな考えでは子どもが可哀想だ」「親が子どもを認めないでどうするんだ」と呆れている。

容姿の良さはときに人生において有利に作用することもある。だが、美しいだけが子どもの幸せではない。まず親がありのままの子どもの姿を愛することが子どもにとって一番の幸せなのではないだろうか。

参照元: 鳳凰網(中国語)

Illust:rocketnews24.