現在、ある日本人が中国のインターネット上で話題となっている。

先日、世界を自転車で旅をしている日本人男性が中国で盗難に遭った。これを地元のテレビ局が報道し、ネットでも話題となっていた。

中国で盗難に遭ったらまず物は戻ってこない。だが市民の関心の高さもあり、なんと自転車がパーツも全てそろった状態で見つかったのである。

自転車で世界一周の旅をしている河原啓一郎さんが愛車の盗難に遭ったのは中国湖北省の武漢市だ。彼は昨年の10月に日本を出発し世界一周旅行の旅に出た。2月3日に武漢入り、現地ではボランティアと共に献血の呼びかけなどもしていたそうだ。

そして2月17日、河原さんの自転車は盗まれてしまった。自転車置き場の管理人が帰って無人となったところを狙われたのである。

この件は地元のテレビ局が報道、市民に情報提供を呼びかけると、すぐさまネットで話題となった。自転車を探してくれる市民や地元の会社からは新しい自転車を提供するという申し出まであったそうだ。

そして現地時間20日23時、地元警察の捜索により自転車は無事見つかったのである。中国で盗まれたものが見つかるというのは奇跡としか言いようがない。現地メディアでも「ネットユーザーの関心の高さが自転車の発見につながった」と報じられている。河原さんは市民と地元警察に対して深い感謝の意を示したということだ。

この吉報に多くの市民から喜びの声が出ている。だが、一方で自転車盗難が常態化している中国では「警察はどうして彼の自転車だけ捜すんだ」「外国人だからって注目されてずるい」という警察に対する不満の声も上がっており複雑な心境の市民も多い。

なお、河原さんは今後2~4年かけて自転車で中国、中東、アフリカそしてアメリカを経て日本に戻ってくる予定とのことだ。今後は盗難に遭わないよう無事に旅をすすめてほしいものである。

参照元: 鳳凰網(中国語)、Youku毎日新聞報

▼動画はこちら