先日、Twitterでは国情に合わせて一部の国家ではツイート内容の検閲を実施するとの発表があった。是非については現在も世界中のネットユーザー間で議論されている。

だが、Twitterのサービス自体を利用することができない中国では一部で「当局にとってマズイ情報がシャットダウンされるということは、Twitterの中国参入もありえるのでは!?」と期待が高まっているそうだ。

よく知られているように、当局により情報統制されている中国ではFacebookやTwitterなど世界とつながることができるコミュニケーションツールは基本的に利用することができない。そのことは中国人自身もよく知っていることだ。

そのような情況下Twitter社から「各国でサービス提供をするために、その国の言論の自由度に合わせてツイート内容を検閲、表示の制限をする」との発表があった。

平たく言えばその国の法律や求めに応じて国民に見せたくないものを閲覧不可にするということだ。これは「サービス展開のためにTwitterが国の言論統制に加担した」と読むこともできる。

だが、裏をかえせばTwitterが利用できない国では「国に都合の悪いことを排除できれば、Twitter自体の利用は可能になるかもしれない」ともとらえられるのだ。

中国にはTwitterと同様のサービスを展開するWeiboが存在する。その利用者数はすでに3億人を突破しており、Twitterが中国に参入したとしてもWeiboにとって変わることは難しいだろう。

だが、Weiboのプラットフォームはあくまで中国国内向けのものだ。外国の友人などとのコミュニケーションや芸能人のツイートを見たいというユーザーからは検閲があっても利用可能になるということ自体に魅力を感じる声も少なくない。国情が変われば、とらえ方も変わってくるのである。

だが、一方で中国の検閲システム自体に疑問を持っているユーザーや民主化運動家などからはTwitterの検閲措置を憂慮する声も出ているのも事実だ。

まだ、参入自体決まったものではないが中国のネットユーザーにとっては大変関心の高い話題であると言える。ちなみに日本の場合は憲法第21条により検閲は禁止されている。

参照元:新浪Weibo(中国語)