2011年12月、日本を代表するアニメーター荒木伸吾氏がこの世を去った。彼の名を知らなくても、彼の作品を見て育った人は多い。『キューティーハニー』、『魔女っ子メグちゃん』、『ベルサイユのばら』など、彼の携わった作品は名作としてしられている。

なかでも、1986年から放映された漫画家車田正美先生の『聖闘士星矢(せいんとせいや)』は、自他ともに認める代表作となった。同作のファンは日本だけに留まらない、海外でも高い支持を受けている。したがって、荒木氏の訃報は海外ファンにも衝撃を与えたのである。

そんなファンの1人が2012年1月に、彼の功績を称えて同作のイラストをインターネット上に公開したイラストレーターの彼が描いた主人公の星矢からは、作品に対するリスペクトがひしひしと伝わってくるのである。

イラストを公開したスペイン在住のイラストレーターであるVandrellさんは、幼少期に同作のアニメを見て育ったそうだ。星矢の大ファンであり、テレビを見ては登場キャラの絵を描いていたのだとか。アニメを見て今の道を志すこととなったそうだ。

作品を作り上げた荒木氏の死は、彼にとって大変ショックなものだったそうで、せめて感謝の気持ちを形にしたいと思い、同作のイラストを描いたのである。

彼が公開したのは、主人公星矢のほか「神闘士(ゴッドウォーリアー)」と呼ばれる4人のキャラクターである。いずれも丁寧に描かれており、原作を凌ぐほどの素晴らしい出来栄え。Vandrellさんがイラストに込めた「感謝」が伝わってくるようだ。そして改めて、荒木氏の偉大さをうかがい知ることができる。

残念ながら荒木氏はこの世を去ったが、作品は人々の心に生き続けるのだろう。

参照元:deviantart Vandrell(英語)

▼ アルファ星ドゥベのジークフリート
▼ エータ星ベネトナーシュのミーメ
▼ ベータ星メラクのハーゲン
▼ ガンマ星フェクダのトール