海外で高い人気を誇る漫画『カルビンとホッブス』と『くまのプーさん』。これらの作品には、少年カルビンくんとトラのホッブス少年クリストファー・ロビンくんとクマのプーさんというように、仲良しコンビが登場し、その可愛らしい世界観で読者の心を癒やしている。

しかしこれらのコンビが大人へと成長したら、いったいどんな姿になっているのだろうか? そんな想像をふくらませながら描かれたアートが公開され、現在海外で大きな注目を浴びている。

そのアートには、どこか影のあるクリストファーくんとなんだか邪悪そうなプーさん、そしてかなり渋くなったカルビンくんとホッブスが描かれており、見る人々を圧倒する。

だが、このアートの凄いところはそれだけではない。なんとこの2つのコンビを結びつけるストーリーまで考えられているのだ。これを描いたCoran Stoneさんは、次のように彼らのストーリーを作り出している。
 
・ロビン博士と秘密諜報員のカルビンは、なぜお互いについて知っているのか?
子どもの頃、カルビンが文字通りクリストファーの世界に足を踏み入れた後、彼ら2人はよくケンカをしていた。それが想像上(クリストファーくんもカルビンくんも想像のなかで、プーさんやホッブスに会っていると考えられているため)の戦いの始まりであった。

カルビンは自分の「友達」、そしてその友達の能力について話し、クリストファーは「でもその友達は~できる?」と言い返していった。そしてそういったやりとりが、二人の間で何度も繰り返されていったのであった。

彼らは成長していくにつれて、違う方向へと進んでいった。カルビンは新しい出会いを重ね、友を作っていった。彼の親友であり、想像上の友である「ホッブス」も彼が大人になるまでずっとそばにいた。

その一方で、クリストファーはより内向的になっていったのだが、自分が子どもの頃に想像で生み出したキャラクターたちをより大切に思い、自分の一部として考えるようになっていた。
 
・なぜカルビンはクリストファーの宿敵となったのだろうか?
クリストファー・ロビンは100エーカーの森を燃やした責任を負わされ、寄宿学校に行かなければならなかった。しかしその後クリストファーは、『同じ日にストライプのシャツを着た少年が森の中を歩いていた』という目撃談があることを知った。そして当時マッチ遊びが好きだったカルビンが、間違えて森のほとんどを燃やしてしまっていたことが発覚。しかし濡れ衣を着せられたのは、クリストファーであった。
 
うーん、今からアニメ化をしてほしいぐらいよく出来た話である。ちなみにこの話のなかでは、ロビン博士は地球の全てが見られる人工衛星などを管理する億万長者の発明家、そして精神分析学者だという。こんなのを敵に回してしまったカルビンくんは、本当に大丈夫なのだろうか? ぜひアニメでこの続きが見たい!
 
(文=田代大一朗

参照元:deviantART(英文)

▼【拡大版】左にいるのがロビン博士。プーさん、悪い顔してるな~!

▼こちらがロビン博士の宿敵『カルビンとホッブス』コンビ

▼く~、渋いぜ