ファッションは常に移ろい、昨年流行った髪形や服装は1年を経なくても過去のものとなってしまう。若者のトレンドは、進化と刺激を求めているために、今注目されているものも、すぐに過ぎ去ってしまうかもしれない。

流行の激しい移ろいは、日本だけでなく海外でも多く見られるものだ。以前、米テキサスのメキシコ移民の間で、大変特徴的なブーツが流行っているとお伝えした。これはつま先がビックリするほど尖がったウェスタンブーツで「ポインティ・ブーツ」と呼ばれている。そのブーツの奇抜さに勝るとも劣らない髪形が、メキシコで流行しているという。

この髪型は、頭の左右側面の髪だけを伸ばすというもの。日本ではあまり馴染みがないためか、大変ユニークなヘアスタイルに見えてしまうのである。

このヘアスタイルは、メキシコのコロンビア移民の若者の間で流行しているという。前髪を上げる、もしくは格子のようにして垂らし、左右側面の髪だけを伸ばすというもの。人によっては、それ以外の部分のすべて刈り上げてしまうようだ。

短髪・長髪どちらとも言えないヘアスタイルなのだが、北メキシコ・モンテレイの若者の間で流行っている。この地域は移民したコロンビア人が多く、他のメキシコの地域と比べて、独自の文化が根付いているようだ。

彼らは「cumbia」と呼ばれるコロンビア音楽を愛し、ファッションもメキシコとはやや異なる流行の筋道をたどっているとのことである。独自のファッション感覚があったからこそ、このような髪型が生まれたのかもしれない。少なくとも、日本で同じようなヘアスタイルを見ることはなく、また欧米でもあまり見ることはない類のものだろう。

一見奇抜なスタイルに見えるが、自らの道を歩んできた彼らの、ファッションに対する強いこだわりを感じさせる。

参照元:VICE(英語)