12月12日に起きた中国船船長による韓国海洋警察官殺傷事件。

この行為に対し、韓国では大規模なデモ在韓中国大使館前で国旗を燃やし、中国は中国で在中韓国大使館に銃弾が撃ち込まれると報じられるなど、民衆の抗議活動の応酬と化している。

そんななか、中国の主要メディアに社説が掲載されたのだが、排他的経済水域での違法操業について「中国人は韓国人よりGDPが低いから」「中国近海だけじゃ食っていけない」「教育が行き届いていないんだからしょうがない」ととんでもない言い訳のオンパレード。韓国側はこれにブチギレ、火に油状態になっている。

びっくりするような言い訳を報じたのは中国の人民日報系のメディア「環球網」だ。
 
社説によると

「中国の人口は世界一、近海の漁業資源は枯渇状態」
「漁師もなけなしの金をはたいて操業、生活がかかっており危険を冒すのは致し方ない」
「韓国の違法操業への高額罰金などの厳罰化が漁師を破産に追い込んでいる」
「大抵の中国人は韓国人より貧しい、教育水準も低く、漁民に外交官なみの礼儀を要求すること自体が無理な要求」
「むしろ漁師に同情すべき」
「中国人だって米韓同盟にはいろいろ言いたいことがあるが、それを理由に韓国ボイコットなんかしていない。それどころか友好的」

とあり、「教養のない漁師がやったことなんだから目をつぶれ、国同士の話にする必要はない」ともとれる内容に韓国側はブチギレ。
 
韓国ネットユーザーは

「は? なんか関係あるの?」
「いくら貧しくても他の国から盗んで良いわけがない!」
「教育を受けていなければ殺人も許されるのか」
「海賊と同じだ」
「なぜ韓国に責任があるように言うの!?」
「中国人が侵入することで、韓国の漁師の漁業権・生存権を脅かしている」
「教育水準が低く礼儀が通じないなら実力行使だな」

など怒りに満ちたコメントが目立つ。
 
だが、一方で、「過激すぎる抗議活動はどうかと思う」と事態を冷静にとらえたい韓国ネットユーザーもいるようだ。

今回の件は日本は直接関与していないが、対岸の火事というわけもいかない。事態がどう発展するのか注目したいところである。

参照元:朝鮮日報(韓国語)、環球網(中国語)