アメリカで、生徒に対して驚くべき処分を下した学校が問題となっている。その処分内容とは、とある生徒が友達に女教諭を「可愛い」と言っただけで、停学になってしまったというのだ。なぜ? と不思議になってしまうのだが、この学校の校長によれば「セクハラ(性的嫌がらせ)に値する」というのである。

生徒の両親は学校の処分に猛抗議しているのだが、学校側は5日間の停学を言い渡したのだ。

この奇妙な出来事は、ノースカロライナ州ガストニアの小学校で起きた。男子生徒のエマニー・ロケットくん(9歳)は、友達と女教諭のテリー先生について話をしていた。そこでエマニーくんは、「テリー先生可愛い」と言ったそうだ。

それからしばらく経って後、エマニーくん宅に校長先生から電話があった。母親のチキータさんは校長先生から直々に、「彼が不適切な言動をとったので停学処分にする」と伝えられたのである。そればかりか、「セクハラを行った」とまで言われたのである。

しかしエマニーくんは、「不適切」と言われるようなことを行った覚えがなかった。増してやセクハラなど、考えにも及ばなかった。強いて言えば、数日前に「テリー先生可愛い」と言ったことくらいで、それさえも問題があるかどうかわからない。セクハラと言われるとは夢にも思わなかったのである。

このことに彼の両親は抗議したのだが、聞き入れられず、小学校の地域で定めるもっとも重い罰(停学5日間)を科せられた。ちなみに同校は、エマニーくんの行動についての詳細を明かしていない。また同校が参考にしたとされる、学生規則には「生徒の不適切な言動」に関する内容は、一切書かれていなかったそうだ。

では、なぜ停学になってしまったのか? そして「可愛い」という言葉は褒め言葉ではなく、セクハラに値するのだろうか?なお、この出来事はアメリカ中でも物議をかもしており、学校側に批判が殺到している。

校長先生から電話があったときに、きっと母親はエマニーくんを叱責し「あんた何をやったの!」と怒鳴りつけたかもしれない。何も悪いことをしていない彼の胸中を考えると、察して余りあるものがあるだろう。

参照元:THE RAW STORY(英語)