先日、ロケットニュース24で、中国のある農家・韓紅剛さんが獲れすぎた大根を無料で配ると発表したところ、数万人が押しかけ、大根以外にも売り物になるはずだった野菜までも奪われるという事件をお伝えした。

被害額は数万元(1万元=約12万円)にも上るとされ、当初「韓さんは年を越せないのでは?」と心配されていたが、この事件が市民の同情を集めて問い合わせも殺到、却ってサツマイモがバカ売れしているらしい。

12月3日、河南省鄭州市内に黒山の人だかりができていたそうだ。その中心人物は、先日無料大根事件で多大な損害を受けた韓紅剛さん。市民ボランティアと現地メディアの支援のもとサツマイモを売っていた。

韓さんによるとこの日午前で15トン売り切れ、午後急いで収穫に行き、夕方販売を再開したそうだ。20万元分(約240万円)もの大口契約もとれたという。さらに畑には100トン以上サツマイモが埋まっており、大口契約の話も次々と舞い込んでいるそうだ。
 
この現象にネットユーザーは

「よかったですね」
「応援してます」
「私も買いたい!」
「ネット販売してますか?」
「いい人にはめぐりめぐっていいことが起きるんですね」
「感動しました」

などの声が寄せられている。
 
韓さんの中国版Twitter・Weiboは事件が起きてから約1週間で6500人以上のフォロワーがつき、多くの市民の関心事であったことがよくわかる。

なお、韓さん本人はWeiboで「みなさんのおかげでサツマイモは適正価格で売れました。損失も一定額取り戻せました」とし、また「名前も名乗らずパンや牛乳を差し入れしてくれた人もいる、みなさんありがとうございます」とコメントしている。

まさかの大損失から大逆転だ。「これで中国の民度もちょっと上がったかも」とコメントしているネットユーザーもいる。

参照元:今視新聞、Shina Weibo 韓紅剛(中国語)