アメリカの商店やスーパー、コンビニエンスストアに行くと「驚かされることがひとつ」ある。日本でも浸透しつつあるグラソーのドリンク『ビタミンウォーター』(vitamin water)だが、アメリカのどこに行っても必ず売られているのである。

しかもアメリカ人は、まるで水をのむかのように『ビタミンウォーター』を飲んでおり、まさに生活必需品のような状態に。Sサイズ、Mサイズ、Lサイズとさまざまなサイズの『ビタミンウォーター』が売られており、その味と栄養素のバリエーションも多彩だ。

ひとりのニューヨーカー男性のマイケルさん(28歳)に話を聞いたところ、「会社に行くとき1本、ランチに1本、夜に2本飲んでるよ」と言っていた。「どうして夜に2本の飲むの?」と聞いたところ、帰宅時に1本を飲み、シャワー後にもう1本を飲むのだという。飲みすぎだろ!

しかし健康にも気を使っているようで、「僕がいつも飲んでいるのは砂糖オフのZEROっていうバージョンだから、過剰に糖分をとることはないのさ」と語っていた。ただし「疲れているときは通常の砂糖が入った『ビタミンウォーター』を飲んでるよ」とのこと。

それにしても、さまざまなドリンクがあるなか、どうして『ビタミンウォーター』をメインに飲んでいるのだろうか? ロサンゼルス在住のフランス系アメリカ人女性のシェリーさん(26歳)によると「どうせ水分を摂るなら栄養があって機能的なものがいいでしょう?」とのこと。つまり、どうせ飲むなら良いものを飲みたいというシンプルな考えのようだ。

今回記者はロサンゼルス、デトロイト、ニューヨークのアメリカ各都市を取材したが、どこの都市でも売店には必ず『ビタミンウォーター』が売られており、そして『ビタミンウォーター』が占める冷蔵庫の面積は、どのドリンクよりも広かった。まさに、水のごとく飲むドリンクといえるだろう。

ちなみに、『ビタミンウォーター』の次に冷蔵庫の面積を占めているのは『レッドブル』と『アリゾナ』シリーズのドリンクだ。ヘルシー志向の人たちが増えているらしく、『ビタミンウォーター』も『レッドブル』も砂糖オフが人気のようである。合成着色料はいっさい使用しておらず、ムラサキイモやパープルキャロット等の天然色なのも人気の秘密らしい。
 
写真: RocketNews24.
correspondent: Kuzo