コスプレといえば、日本ではすっかりお馴染みになっているのだが、近年は海外でもかなり盛んになって来ている。先ごろ行われた米・ニューヨーク・コミック・コンでは、多くの参加者がお気に入りのキャラクターになりきり、なかには人気漫画『銀魂』の登場人物が大好きすぎて、日常にまでこだわりを見せるコスプレイヤーもいたようだ。

このムーブメントはアメリカだけではない。最近、イタリアで開催された「ルッカ コミック&ゲームス」というイベントでは、日本のコスプレに引けをとならないほどの高いクオリティのレイヤーが多数参加したようだ。そのなかで取り分け目を引いたのが、ちっこい『マジンガーZ』である。

このイベントはイタリア北部、斜塔で有名なピサから程近いルッカ市で毎年開催されている。イベントは行政が主体となって開催されており、人口10万人足らずのこの街に、毎年15万人近くが訪れるそうだ。イベントは30周年を迎え、例年にも増して盛り上がったようである。

その会場で一際注目を集めたのが、マジンガーZのコスプレイヤーだ。マジンガーZといえば、永井豪氏原作の人気ロボット漫画(アニメ)である。ロボットアニメの元祖といわれる素晴らしい作品だ。ストーリーは、主人公の兜甲児(かぶとこうじ)が、全長18メートル・体重20トンの巨大ロボットマジンガーZで悪に立ち向かうというものだ。

幼少期にこの作品をテレビで見て、巨大ロボットに憧れた人も多いのではないだろうか。国は違えども、憧れを抱く気持ちに違いはない。イタリアのレイヤーは、まさに自らがマジンガーZになったのである。

しかし巨大ロボというには、やや可愛らしいサイズ。マスクをしているので、顔立ちは見えないのだが、もしかしたら、子どもが変身しているのかもしれない。遠く離れたイタリアの地で同じ憧れを抱き、作品を見ていたと思うと嬉しくなるのは記者(私)だけではないはずだ。

参照元:Facebook / Lucca Comics & Games