小さくて丸くて、なんだかロボットみたいなこの機械、なんだかわかりますか?これは次世代都市型自動車の最新版「EN-V」、無公害がテーマの未来型エコカーなのです。

「EN-V」は、アメリカ・ミシガン州デトロイトに本社を置く自動車企業で「アメリカのビッグスリー」といわれるゼネラルモーターズのブランド、シボレーが考えた未来型電気自動車です。この車が近々パイロットテストを行うということで、現在注目を集めています。

パイロットテストとは、実規模に近い状態で行われるテスト走行のこと。テストが行われるのは、今話題の中国・天津にある次世代エコ都市「天津エコシティー」です。「天津エコシティー」とは、中国政府とシンガポール政府が共同で事業を進めている、環境に優しい未来型都市。水・電気・廃棄物処理などのインフラ整備がばっちり整ったこの都市は、まさに「EN-V」の初走行にぴったりの場所です。

3種類のデザインを展開する「EN-V」の座席はすべて、2シーター。リチウムイオン電池で走るこの車は、1回の充電で40キロの走行が可能なのだそう。

しかも通常のマニュアルモードの運転機能だけでなく、オートメーション化も実現しているのが、「EN-V」の凄いところ。この機能は、障害を持っているなど運転したくてもできない人でも利用できるようにとの思いから搭載されました。オートメーションモードに設定されると、システムが自動的に交通事情を把握して走行したり、駐車場を見つけて停車したりしてくれるので、とっても便利。

2010年の上海モーターショーで「EN-V」の初お披露目がされた際には、車のコンセプトを「jiao ( 誇り) 、miao ( 魔法) 、xiao (笑顔)」と発表していましたが、事実、デザイン・機能性ともにこれらを満たしているようです。しかし一方では、車を目にした人から「すぐ壊れそうだし、スピードも遅そう」といった辛辣な意見も。

どちらにしても、百聞は一見にしかリ。ぜひ一度、試乗してその乗り心地を感じてみたいものです。

寄稿:Pouch
参照元:designboom.com(英文)

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