ピカピカの大理石の床、精巧な彫刻がほどこされた壁面には名画がかかっている、そしてゴージャスなシャンデリア。まるでヨーロッパのお城のようだ。

だが、よく見てほしい。写真の中に漢字がチラ見えしていないだろうか。これは宮殿でも何でもない、中国のとある製薬会社の社屋なのである。

超ゴージャスな社屋を作ってしまったのは黒竜江省ハルビン市にあるハルビン製薬グループ第6工場だ。ホームページによると同社は1977年創業、最初の10年間は積み重なる赤字に倒産しかかったこともあったそうだ。だがこの20年間社員一丸となり努力をしてきたことで、見事起死回生になったという歴史のある製薬会社である。

その苦しい時代の反動なのか、社屋のきらびやかさはハンパない。外観もお城のようで超荘厳。夜にはライトアップまでされる始末だ。

中国のネットユーザーは

「すげぇぇぇぇ!」

「やべぇぇぇぇ!」

「7ツ星や!」

「これどっかのホテルじゃないの?」

「会社のいい宣伝になるね」

と好意的な反応を示す一方、

「病人から金とってこんなもん作るとは」

「頭がおかしいと思う」

「腐敗だ……」

など賛否両論である。その注目度からか、先日、同社のホームページがハッキングされるという事態も起こったそうだ。

ちなみにハルビン市のある黒竜江省はロシアと国境を接しているという立地から、ロシア式の建物も多い。だが、ハルビン製薬第6工場はその中でも一際目を引いている。

それにしても製薬会社がこんなバブリーでいいのか。薬を買う側としてはなんだか不安になってしまうが、是非はともかくとしてネットユーザーの言うように、広告効果は抜群だと言えよう。

参照元:新浪新聞ハルビン製薬グループ第6工場(中国語)

▼エントランス

▼豪華すぎる廊下

▼廊下に置かれたグランドピアノが小さく見える

▼会議室?

▼めちゃ長いテーブル、王宮の食卓みたい!

▼こちらは、そこはかとなく中華風

▼福利厚生施設も併設

▼社員のみなさん、楽しそうだね!

▼中国とは思えない外観だ