去る10月14日、iPhone4Sが発売された。予約台数は発売後3日で400万台を超え、その後も購入者は続出。世界はまさにiPhone4S祭りだ。日本でもiPhone4S熱はまだまだ続きそうである。iPhone4、Android及び従来の携帯電話のユーザーは置いてけぼり感をくらっているかもしれない。

そんななか、iPhone4S未発売地域でiPhone4との比較検証がされ、なんと「買う必要なし」と結論付けられたそうだ。4Sユーザーも購入を迷っている方も、また4S祭りに対して寂しい思いをしている方もまずは以下をご覧いただきたい。

「俺達がiPhone4Sを買わねー5つの理由」を発表したのは、中国のニュースサイトである。執筆者によるとiPhone4S(以下、4S)とiPhone4(以下、4)について発表されたスペックのデータだけでなく、実際に触ったり写真を撮り比べてみたりしたそうだ。その上で「4Sは買わなくてもいい」「4で十分」との結論に至ったとのことである。
 
理由その1.見た目があんまり変わらない
見た目に関してはほぼ同じ。横に並べてみると4Sは線が1本増えたくらいである。
 
理由その2.カメラも買い換えるほどの差はない
800万画素の4Sに対し4は500万画素。500万画素は携帯電話のカメラとしては全く不足はない。同じものを撮り比べてみると、確かに4Sの方が明るいが、4だってコントラストがハッキリしていて負けていない。全体的に見てあまり変わらないと言っていいだろう。

また、画像を拡大したとき4で撮ったものは4Sで撮ったものより粗さが目立つが、ブログやツイッターにアップするときはどうせ小さく表示されるので気にする必要はない。

理由その3.デュアルコアCPUである必要性をあまり感じない
デュアルコアA5を搭載が4Sの目玉だ。従来の4はシングルコアA4だ。言ってみれば4Sは脳を二つもっているようなもの。4と比べ処理能力は2倍、グラフィック処理にいたっては7倍だ。もちろん4Sの方ができることは多いが、4Sでないと対応できないアプリは相当特殊だと言っていい。日常使うようなアプリは4でも問題はないだろう。

理由その4.待ち受け時間が短くなった
4Sは高性能な分電池も食う。待ち受け時間は4Sは200時間、4なら300時間だ。100時間も短くなってしまったのである。

理由その5.Siriを使う必要性がない、というか対応言語が少なすぎる
これも4Sの目玉機能だ。特別な操作を必要とせず、人と普通に会話するように話しかけるだけで、電話をかけたり天気を調べたりできる。だが、残念ながら現在対応している言語は英語、フランス語、ドイツ語のみ。他の言語についてはいつ対応になるのか現段階では不明である。

また、Siriが命令を誤認識して勝手に電話をかけたりメールを送ろうとするケースもあるそうだ。意図していないのに知らない間にとんでもない個人情報が送られてしまうなんてこともないとは言い切れない。
 
以上5つの理由から筆者は「iPhone4Sは不要」「今価格の下がっているiPhone4を買っても損ではない」と結論づけたそうだ。彼の比較については嘘や大げさな表現はないように見受けられる。なお、日本では多くのネットユーザーが同様の比較をし「やっぱ4Sスゲー」と結論づけている。

彼の検証を客観的なものと見るか、それとも4Sが買えないことからきた強がりと見るか……筆者は「冷静に見て必要だと感じた人は買えばいい、でも新しいものが出たという理由だけですぐに飛びつくのには賛成できない」としている。確かに、両者の意見を参考にしつつ必要かどうかは実際に触って判断をしたいところだ。

参照元:環球網(中国語)

▼iPhone4とiPhone4S、見分けられる?

▼並べてみた、上から4S、4、4(CDMA版)、線が増えている

▼写真も比較、こちらは4で撮ったもの、コントラストはハッキリか

▼こちらは4Sで撮ったもの、4で撮るより明るい仕上がりだ