携帯電話がバイ菌だらけだということは多くの人が認識している事実だと思う。ロケットニュースも過去に、スマートフォンのタッチスクリーンは便器より汚いという記事をお届けした。

しかし、ここへきてまた衝撃的な調査結果が出た。ロンドン大学の調査によると、なんと6台に1台の携帯には便が付着しているというのだ。そう、ウンチである。イギリスの12都市で390人の手と390台の携帯、計780のサンプルを調べたところ、大腸菌が手と携帯共に16%から検出されたという。

携帯電話は日常的に頻繁に触れるものの代表ということで調査対象になったと思われる。温かい手の平やスマートフォンの画面などは、確かに大腸菌に好まれる環境ではあるが、手や携帯にこれだけ菌がいるのなら他の物にも菌が付着していることは容易に想像できる。

原因はもちろんトイレのあと手を洗わないこと。しかし、いくら自分が手をきれいに洗ったところで、菌が付いた他の人の手、その手が触れたドアノブや吊り革、共用のパソコンなどから自分の手や携帯へとめぐって来るのだ。

調査では95%の人が習慣的に石鹸で手を洗うと答えたにも関わらず、92%の手、82%の携帯から大腸菌を含む何らかのバクテリアが検出された。

研究を行ったカーティス博士は、「つまりカンピロバクターやノロウイルス、サルモネラ菌など、便から感染する菌がトイレの外でもあちこちにあると考えていいでしょう」と述べている。

考えてみると、ショッピングカートやATMの画面、フードコートのテーブルやトレー……身の回りに、他の人が触れていない物などほとんどない。

防護服に身を包むわけにもいかないので、とにかくトイレの菌を外に持ち出さないようにしよう。トイレの便座やドアはペーパータオル越しに触るなどしてトイレのものには触れない。石鹸を使って爪や指の間までよく洗い、消毒する。皆でやれば、生活空間の菌も減るに違いない。地道に頑張ろうではないか。

参照元:TIME.com(英文)

写真:Rocket News 24.