中国はニセ札がどうしようもなく多い国である。露店などでおつりでもらった紙幣は必ず確認した方がいいなど旅行ガイドブックでも注意喚起されているが、なんと信用できるはずのATMからもニセ札が出てくることが判明した。そんなときってどうしたらいいの?

台湾のニュースサイト「今日新聞網」によると、ある女性が中国大手銀行のATMで100元札5枚をおろし、そのままタクシーで帰ったそうだ。支払いの際におろしたばかりのお札を使おうとしたところ、受け取りを拒否されたのである。

おかしいと思った彼女はお札をチェック。するとなんとお札の番号が重複していたのだ。ここで初めてニセ札をつかまされたことに気がついた。

すぐさま銀行に問い合わせたが銀行側は交換には一切応じてくれなかったそうだ。それを中国版Twitter・ウェイボーでつぶやいたところ、同様の被害にあった人が多数いたことがわかった。

なお、銀行側はATMにニセ札がまぎれこんでいることはシステム上ありえないと主張している。交換には応じないとのことだ。どこか別の場所でスリ換えられたにちがいないとのことである。

控えにもお札の番号なんか書いていないし、そう言われてしまってはどうしようもない。現状、警察に行ってもつき返されるか没収されるかのどちらかだそうだ。ニセ札は一度つかまされてしまったら泣き寝入りするほかないという。

ではATMでニセ札をつかまされないためにはどうしたらいいのかまずお金を取り出したらその場でチェック、少しでもおかしいと思ったら、監視カメラに疑わしい紙幣の番号を映し、確かにそのATMから取り出した現金だと証明した上で銀行員を呼ぶといいそうだ。

ちなみに、記者の友人もATMでニセ札をつかまされたことがある。銀行に持っていってみたところその場で没収。「ニセ札回収ご協力ありがとうございます」と書かれた紙を渡されて帰されてしまった。紙をくれるだけまだマシな対応のようだ。

こういった事情から中国ではミニブラックライトなどニセ札チェックツールも一般人でも手に入りやすい。最近では携帯のストラップタイプもあるくらいだ。

ATMだけでなく、知らない人からもらったお札はその場で確認、問題があれば現場を離れずに対処しないといけない。自分の身は自分で守るしかなさそうである。

photo:Rocketnews24.

参照元:今日新聞網(中国語)

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