発売前の予想を上回る勢いで、世界中で好調に売れているアップルのiPhone4S。同機には、ユーザーを虜にしそうな魅力的な機能として音声アシスタントの「Siri」が搭載されている。これは音声を認識するだけでなく、ユーザーの発言内容を理解し、メールを送ったりスケジュールを確認してくれたりする優れた機能だ。

Android端末を使っているユーザーは、うらやましいと思ってしまうのではないだろうか。しかし、がっかりするにはまだ早い。海外のソフトウェア開発会社が、Siriっぽいアプリを開発し提供を開始したのである、その名も「Iris」。本当に使えるのか? と侮るなかれ、なかなか優れたアプリケーションなのである。

このアプリを開発したのは、Dexetra社だ。同社はiPhone4Sが発売されたわずか4日後の2011年10月18日に、Irisを発表した。お察しの良い方ならすぐに気づかれたと思うが、IrisはSiriの名前を逆にして名付けられている。

ふざけたネーミングと思われるかもしれないが、意外にもしっかりとした機能を備えている。Siri同様に、端末に向かって話しかけると応えてくれるのだ。音声認識はAndroid端末の機能を用い、回答はGoogleの音声検索と紐付けられている。

たとえば、天候について尋ねると、気温・湿度はもちろんのこと、この先の天候の予測まで教えてくれるのだ。また、「自由の女神の写真が見たい」と言えば、すぐに画像検索から探してきて見せてくれる。若干皮肉屋なところがあり、すぐに「眠たい」とか「退屈だ」とか言い出すのだが、それさえ気にしなければ、Siriにも劣らないアシスタントとして働いてくれるだろう。

ただし、Irisは英語でしか応えてくれないので、英会話能力が必要となる。また、Google検索と紐付いているため、「Tokyo」と言っても「東京」と変換される場合がある。漢字の読めないIrisは、的確な回答をくれないのでご注意頂きたい。

使用状況については、テスト動画( http://goo.gl/KDCtn )をご覧頂ければより詳しく知ることができるだろう。ちなみにダウンロードは無料なので、是非一度お試し頂きたい。

参照元:Android Market iris. (alpha)(英語)

▼ Androidアプリ「Iris」のテスト動画
▼ マイクを押して話す