2011年にこの世を去ったアップル創設者のスティーブ・ジョブズ氏。いまだに世界中で悲しみの声が止まず、悲嘆に暮れる人も少なくないようだ。

そんななか、10月24日の彼の伝記が発売されることとなった。本来は11月下旬の発売開始を予定していたのだが、彼の逝去を受けて発売開始が前倒しされたという。しかも、この作品を元にソニー・ピクチャーズが映画化の交渉を始めたとの情報が入ってきた。

この情報は、米映画情報サイト「Deadline」が報じたものだ。それによると、CNNの元会長でありタイム誌の元編集長ウォルター・アイザックソン氏が手がけたジョブズ氏の伝記を、ソニー・ピクチャーズが映画化交渉を開始したというのだ。

アイザックソン氏はこれまでに、ベンジャミン・フランクリンやアルバート・アインシュタインの伝記などを著してきた。ジョブズ氏の伝記を完成させるために、ほかの誰も実現できなかったほどのコンタクトを彼と重ねてきた。そして400人もの人々に100回にも及ぶインタビューを繰り返し、発売に至ったのである。

タイム誌の編集長を務め、偉人の伝記を手がけてきたアイザック氏の描くジョブズ氏。当然ながら、かなり素晴らしい作品に仕上がっていることが予想される。

これをソニー・ピクチャーズは、マーク ・ゴードン氏のプロデュースにより映画化しようと考えているようだ。マーク ・ゴードン氏はこれまでに、映画『スピード』、『ブロークン・アロー』、『デイ・アフター・トゥモロー』などで制作を務め、テレビ映画では制作総指揮を担うほどの実力者だ。彼と彼の「MG360」と言われる映画製作の超エキスパートたちが集まって、ジョブズ氏の映画を製作するものと見られている。

しかしながら、このことについてソニー・ピクチャーズは正式な見解を発表していない。

いずれにしても伝記発表の後、そう遠くない未来に、映画製作が行われるものと見て間違いないようだ。続報が待たれる。それにして、伝記も映画もジョブズ氏本人が見ることがなかったのは、やはり残念なことではないだろうか。

参照元:TNW(英語)