発表が今か今かと待たれるiPhone5であるが、人気商品の影にはいつもあのパクリ大国ありだ。現在、中国では本物のiPhone5発売前にもかかわらず、各ニセiPhone5が先を争って販売中である。

中国インターネットショッピングサイト最大手「タオバオワン」で「iPhone5」で検索したところ本物の予約販売に混じって、堂々と「ニセiPhone5」とうたっている商品にヒット。タオバオ上で「ニセiPhone5」と名乗っている商品は少なくとも600件以上売り出されていることがわかった。

タオバオワンによると、ニセiPhone5の最安値は50元(約600円)。さすがにこれは怪しすぎるのか購入者は少ないが、150元程度(約1800円)の価格帯になるとすでに100台以上販売済みのショップも少なくない。

ニセモノ購入者からは「悪くない」「大事なのは見た目だから」「普通に使える」などのコメントが寄せられている。

商品にはわざわざ「ニセiPhone5」と表示されている。彼らは騙されているのではなく、ニセモノとわかって購入しているようだ。いち早くiPhone5のような形をしたものをゲットしたいということなのだろうか。

ニセiPhone5の他にも、以前ご紹介した「hiPhone」などちょっと名前をもじったパクリ商品を含めるとニセモノ関連商品の販売台数はさらに増えるだろう。

現在、中国当局はニセiPhone5の一斉摘発に乗り出している。抜き打ちで調査に来られた店舗は次々と摘発されているそうだ。当局によると「外観は90パーセント以上、だが実際さわってみるとニセモノはどれもタッチスクリーンの反応が鈍く、カメラの解像度が非常に悪いのですぐわかる、注意をしてほしい」としている。

それだけの技術力があるのなら、廉価版中国スマホとして独自開発をした方がいいと思うのだが……本家アップルのiPhone5が世界の注目を集めるなか、中国のニセモノ騒動も収束する気配はない。

参照元:タオバオワン、参照元:南方網(中国語)

▼こちらがタオバオの検索画面

▼数々のニセiPhone5にヒット、「山寨」や「高イ方」と書かれているのがニセモノ主張の証拠