みなさんは大学に行きましたか? 何らかの事情があり大学に行かなかった人は、大学に通ったことのある人が想像する以上にいると思います。実は私もそのひとり。

大学に行ったことのない人にとっては、「大学」がどのような場所であるのかチンプンカンプンなのです。そこで何が行われているのか。どのようなシステムなのか。とにかく謎だらけなのが「大学」です。そもそも日本に数ある大学の名前も、大学野球や駅伝出場校しか知らないレベルです。

ということで今回は、私のまわりにいる「大学に行かなかった人」からかき集めてきた、彼らが思っている「大学像」をご紹介したいと思います。

まずは肯定的なイメージや疑問から。
 
・全員とりあえず頭がいいらしい。
・大学生はみんな英語がペラペラらしい。
・少なくとも英語がバリバリ読めるらしい。
・歴史とかも暗記しているらしい。
・ヤンキーがいないらしい。
・学生プロレスがさかんらしい。
・チアリーダーがいるらしい。
・授業に出なくてもいいらしい。
・よく会話に出てくる「単位」ってのは何だ?
・よく会話に出てくる「学部」ってのは何だ?
・高校の時に塾に通って勉強しまくったんだから、素直に尊敬する。
・広い広い教室みたいなところで、教授というのが話すらしい。
・美大生は全員デッサンがすごいうまいらしい。
・美大生はエプロンを着てベレー帽をかぶっているらしい。
・メガネをかけた「ハカセ」みたいなのがいるらしい。
・緑の芝生の「庭」みたいなところで、寝転びながら本を読んでいるらしい。
・よくメシを食う。「大盛り」や「特盛り」が大好きらしい。
・大学の中にレストランみたいなのがあるらしい。そこで昼めしを食べるらしい。
・ほぼ全員が、ミクシーやFacebookなどのSNSに登録しているらしい。
・好き勝手休んでもいいらしい。
 
……どうでしょうか? あっていますか?

続いては、やや否定的なイメージや疑問です。
 
・チャラいのがたくさんいるらしい。
・毎日のように飲み会をしているらしい。
・なぜゲロを吐くまで飲んでしまうのか。これが若さというものか。
・とにかく出会いだらけで、合コンも盛んらしい。
・男女ともに、恋人が2~3人ずついるらしい。
・性的に乱れまくっているらしい。
・サークルという部活動みたいなものがあるらしい。
・サークルの合宿というのが、また乱れたものらしい。
・勉強している学生がいないらしい。
・決まった教室がなくて、クラスというカンジではないらしい。
・パラパラを踊っている人が多いらしい。
・中高時代にマジメだった人も、大学に行ったらハジケてしまうらしい。
・親に仕送りをしてもらって、さらに遊び呆けている大学生がいるらしい。
・みんな流行の服を着ているらしい。
・男女交際がとにかく盛んらしい。
 
……どうでしょうか? こんなカンジなのでしょうか?

ほかにも「大学サッカーや大学野球の選手たちは、一日中練習しているのかな? どうやって生きているのか謎すぎる」や、「大学出てるから何でも出来る人だと思ったのに、高卒のオレよりバカっぽかったからショックだった」などの意見もありました。

ちなみに、大学に行かなかった人に「本当は大学に行きたかった?」と聞いてみたところ、これまた意見は半々。「実は大学に行きたかった。時間を戻せるなら、行ってみたい」という人もいれば、「大学になんて行かなくて本当によかった。バカになる」という人も。

プロレスラーの大仁田厚や西村修、のりピーこと酒井法子さんなどは、けっこう歳をとってから大学に入りました。また、過去には80歳になって東大の法学部を卒業した男性もいるのだとか。もし「実は大学に行きたかった」という人がいれば、今からでも遅くはないかもしれません。
(文=長州ちなみ

寄稿:Pouch

イラスト:満利林(マリリン)