1970年に世界で5番目に人工衛星の打ち上げを成功させて以来、着々と研究を重ね、2003年には「神舟(しんしゅう)5号」で有人飛行を成功させた中国。そして次のステップとして、宇宙ステーションの開発にも着手していた。

そしてついに、その打ち上げが中国時間・9月29日21:20~21:30(日本時間・同日22:20~22:30)で最終調整に入ったことがわかった。

中国初の宇宙ステーション「天宮(てんきゅう)1号」は9月20日に同月27日前後の発射と発表されていたが、悪天候のため延期されていた。その後、天候回復が見込まれるとして打ち上げは29日に決定。現在は機体の最終整備及び打ち上げ演習に入っているそうだ。

天宮1号の実験期間は丸2年。期間中、宇宙飛行船・神舟8号、9号、10号とのドッキングが予定されており、うち9号、10号は有人で行われる。実験設備は簡易的なものだが、2年間での実験を元に10年後の2020年には本格的な宇宙ステーションの完成を目指しているそうだ。

中国の宇宙ステーション事業は、新エネルギーと新素材の開発・利用促進、そして個人の宇宙旅行、またゆくゆくは生活拠点としての利用が期待されている。今回の実験はまさにその第一歩なのである。

現在、唯一稼動中の国際宇宙ステーションはちょうど2020年にその使命を終える予定だ。計画が予定通りに進めば宇宙ステーションは中国の天下となるとされている。果たして計画は成功するのか、今後も注目していきたい。

参照元:捜狐 新浪網 新華網 (中国語)